入部
遂に活動部を見つけることができた俺達
それより活動部の内容が気になる
「宮野さん、活動部って何する部活なんですか?」
「そうですね・・・基本的に僕達は楽しく遊んでます」
「遊ぶ・・・?」
「例えば、昨日はみんなでサッカーしましたし、その前はみんなで映画へ行きました。やっぱりドラ○もんはおもしろいですね」
ド○えもん見に行ってたのかよっ
「高也、どうする?」
「どうするって、何が?」
「入部するかどうかだよ。お前の好きな実験とかあるらしいし」
「部活決めるの今日までだからね・・・入部しちゃう?」
「そうするか」
「宮野さん」
「はい、なんですか?」
「俺達入部したいんですけど、いいですか?」
「もちろんですよ。歓迎します」
俺達は「活動部」へ入部することに決めた
「それでは、名前を教えてくれませんか?」
「俺は城島 綾人っていいます」
「俺は高也 翔です」
「城島くんに、高也くんですね。これからよろしくお願いします」
「「こちらこそよろしくお願いします」」
「今ダイナマイトを作ってるところなんですが、城島くんと高也くんも参加しますか?」
「「ダイナマイト!?」」
まさかこの実験?がダイナマイト作りだったとは・・・
「ダイナマイトといっても、爆発するものではなく、音と光を出すものですよ。ですので、ものが壊れるなどということはありません」
もの壊れるっていうかそれでも危ないんじゃ・・
「作ったダイナマイトはどうするんですか?」
「生徒会から逃げるためのものです(笑」
「「はい!?」」
「生徒会長が僕の知り合いで超真面目な人なんですよ。それで「こんな部活動は高校にふさわしくない」とかで活動部を認めてないって感じになってるんです。あ、顧問の先生はちゃんといますから安心してください」
宮野さんって見た目とは裏腹に結構過激な人なんだな・・・
けど俺達はそういうスリルあることは結構好きなんだよな
俺達もダイナマイト作りに参加することにした
思ったより難しい、量を間違えたら大変なことになる・・・
なのになんで高也はあんな早く量測れるんだ
お前は量計り屋か
「あ、そうそう。明日は3-Aでミーティングがあるので、放課後は其方へ来てください。ミーティングといっても多分自己紹介だけですけどね」
「わかりました」
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン
「今日はこれで活動終了です。おつかれさまでした」
「「「おつかれ(っす)」」」
~帰り道~
「高也、活動部どうだった?」
「実験できて楽しかったよ」
「俺は実験中爆発しそうで結構ハラハラだった」
「まだわからないけど活動部って結構楽しそうだね」
「そうだな」
俺達は「活動部」のことはよくわからない
つまりまだおもしろそうなことは山ほどある
これからが楽しみだ
「あ」
「どうした?高也」
「入部届け出した・・・・?」
「出してない・・・・あ」
俺達は学校へ向かって全力で走りだした
「活動部」
部長:宮野(3年)
副部:??(3年)
顧問:??
部員:3年生ー?人
2年生ー?人
1年生ー?人(内2人ー城島、高也)
活動内容:不特定
活動場所:不特定
活動日時:水、土、日は休み、時間は基本下校時間まで