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癌になった私の面白おかしい小話  作者: 京野きょう


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2/10

2.癌になっちゃった

悪性と伝えられ、一緒に居た普段気丈な母も流石に取り乱して先生に食ってかかってしまった。

「孫もまだ小さいんですよ!先生どうすればいいんですか…!」


みたいな。

母が泣いてくれたおかげで私は平静を保つ事が出来たのかもしれない。

いや多分1人でも冷静だったとは思うけど。


「先生にそんな事言っても仕方ないでしょ、落ち着いてー」

と母の背中をさすったりして。


でもステージ4かもって言われたらなかなかね。

私だって、え、やばいじゃん。だったし。

でももうなってしまったものは仕方ないよね。

覚悟を決めるしかない。

そう思って先生に伝えた。


「先生に全てお任せするのでよろしくお願いします」


…我ながら潔い!www

でもこれは今でも正解だったなと思う。

セカオピ面倒だしね!



腹痛はそのままだったので少しの待機時間、ベッドで横にならせてもらった。


「癌かぁー⋯」


何となく呟いたら母が

「きょうは強いね」

って泣きながら言われた。


確かに強いかもと思いつつ、そこで初めて涙がポロッと。

「大丈夫、大丈夫だよ」

と母が強く言ってくれて安心したなぁ。


旦那と娘4歳、父や弟妹、祖母にも伝えた。

リアクションは正直覚えてないw


けど弟だけにはこう伝えた。


「癌になっちゃった。ガーン」


既に母から聞いてた弟は真面目な顔で


「流石に笑えねーよ⋯」


一生に一度の渾身のギャグだったのに。

自分で言ってて笑いそうなの我慢して言い切ったのに。

⋯よく考えたら笑えないか。

私も人に言われたら⋯。うーんでも人によってはきっと笑ってしまう。

まぁ私自身が癌患者だからナイスギャグ!ってなるだけかもしんないけど。


読んで頂きありがとうございます!

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