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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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はちじゅう

山と海のどちらが好きですかという質問に対して、恐ろしく真面目な顔で、


山は虫が家に入って気持ち悪いし、海は潮風で建物が傷みやすいと答えた


後輩は首を傾げて、両者は遊びに行く場所として考える方が多いでは、と言葉を重ねた


肌が弱いこともあり、山は植物にかぶれるし、海は塩水が沁みて嫌だと答えた


溜息をついた後輩は、統計を取っているのだから理由はどうでも良いと、選択を迫る


川や湖の方が僕は好きなのだ、淡水には優しさを感じるし、魚も謙虚に見える


二者択一に敗北した僕は第三の選択肢を作ってしまった、元も子もない


そうですか、ありがとうございましたと、後輩は鼻で笑いながら踵を返して去っていく


くしゃみをしてから鼻をすする、肩を寄せて体を抱え込む


なんとなくだが、この質問は冬にしない方が良いと思った

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