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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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ななじゅうよん

満開の桜は太陽の下で白く輝いていた


きっと明日の雨で花弁は散るだろう


・・・残念でならない


僕は緑が混じり始めた桜が嫌いだ


儚くも散りゆく刹那は理解できるし、心も動かされる


だが、緑が生える混じり気には居心地の悪さを感じる


白いTシャツに珈琲をこぼしてしまったような感覚


だから今日が僕の花見の最終日


単色の世界なんてあり得ないし、かえって奇妙だろうとは思う


それでも満開の桜は純白で美しく感じるのだ


芽吹き始めた葉を異物と揶揄する僕の心は


きっと汚れているのだろう

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