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ろくじゅうはち
精神の不可逆性を痛感するのは夢の中
遠い過去の出来事が鮮明に蘇る
吐き気を催しながら飛び起きた夜は数知れず
名前すら忘れていた彼の顔を憎らしいほど覚えていた
僕らの命は、きっと氷のように繊細で
人生を歩いている中で少しずつ削られて
石碑のように何かを物語っている
本当はアイスボールのように綺麗な氷になりたい
それでも僕らの無骨な魂に墨を塗って転がしたらコロコロと
歴史がキャンバスに転写されることを粋だと感じてしまうのだ
精神の不可逆性を痛感するのは夢の中
遠い過去の出来事が鮮明に蘇る
吐き気を催しながら飛び起きた夜は数知れず
名前すら忘れていた彼の顔を憎らしいほど覚えていた
僕らの命は、きっと氷のように繊細で
人生を歩いている中で少しずつ削られて
石碑のように何かを物語っている
本当はアイスボールのように綺麗な氷になりたい
それでも僕らの無骨な魂に墨を塗って転がしたらコロコロと
歴史がキャンバスに転写されることを粋だと感じてしまうのだ