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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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ろくじゅうはち

精神の不可逆性を痛感するのは夢の中


遠い過去の出来事が鮮明に蘇る


吐き気を催しながら飛び起きた夜は数知れず


名前すら忘れていた彼の顔を憎らしいほど覚えていた


僕らの命は、きっと氷のように繊細で


人生を歩いている中で少しずつ削られて


石碑のように何かを物語っている


本当はアイスボールのように綺麗な氷になりたい


それでも僕らの無骨な魂に墨を塗って転がしたらコロコロと


歴史がキャンバスに転写されることを粋だと感じてしまうのだ

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― 新着の感想 ―
[一言] 鮮明に…。嫌なものですよね。お気持ちお察しします。 読ませてくださりありがとうございます。 よく眠れますように。
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