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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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よんじゅうご

何年も噛み合っていた歯車がひとかけらの錆によって

ズレるどころか全く回らなくなってしまった


身から出た錆ではあるものの

何十年と働いた古時計でさえもいつかは活動をやめねばならない時があるようだ

強固と妄信していた絆もここまで脆いものだとは思ってもみなかった


小さな亀裂がやがて大きな溝に変わってしまっていたのだ

埋めようにも砂もなければ労力もない、それは無限に思えた


裂け目を挟んで向かい合っていた私たち

互いに背を向けて歩みを進めることとなった


振り返ってはいけない

彼女の姿が見えるから


振り返ってはいけない

見えても渡ることは出来ないのだから


振り返ってはいけない

触れない現実は虚構のように冷たいのだから


振り返ってはいけない

私はまだ生きているのだから

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