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よんじゅういち
今昔交えた奇妙な木箱
鍵無く泣く泣く焼却処分
邂逅と同時に失せる魂
炎と心の揺らぎは美麗
開花した竹を待つのは誰
蓄積した思いも無下に破棄
諦念は容易、撤収は簡易
塵も積もってこその山
微風に負けるほどの重さ
されば努力の足跡は何処
鬼畜な爆竹に消える命
大小比べる無意味な眼鏡
姿も現さない絶対命令
従うことに慣れた人形
悲しみさえも抱かないのは何故
抗えない滝つぼの底
全方向からの暴力の波
社会の濁流に揉まれた肢体
胴体だけになってからが本意
解体して見えた黒は何




