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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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さんじゅうろく

愛情を煮詰めると孤独だけが残った

コーラから炙り出された砂糖のように

執拗に甘い、黒く汚い残り粕


孤独をさらに叩き上げると

境界がわからなくなった

揺らぐ炎は小さくなっては

大気に溶け入る


無意識のコモンセンス

根源で繋がっている法螺を

踏み躙っていたのに

エントロピーに逆らえず

自身がその一部になっていた


後悔はあるか咄嗟に問われ

ないと言い切れない惨めさ

縋るように頭を床に擦り付け

唾を吐かれ、嘲笑の中

また忘れて一からやり直し

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