前へ目次 次へ PR 36/100 さんじゅうろく 愛情を煮詰めると孤独だけが残った コーラから炙り出された砂糖のように 執拗に甘い、黒く汚い残り粕 孤独をさらに叩き上げると 境界がわからなくなった 揺らぐ炎は小さくなっては 大気に溶け入る 無意識のコモンセンス 根源で繋がっている法螺を 踏み躙っていたのに エントロピーに逆らえず 自身がその一部になっていた 後悔はあるか咄嗟に問われ ないと言い切れない惨めさ 縋るように頭を床に擦り付け 唾を吐かれ、嘲笑の中 また忘れて一からやり直し