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さんじゅういち

美しい田園が眼下、絨毯のように広がっている


跨ぐように連立するのは送電線を両手に支える塔体

白と赤の縞模様は何故か風景を損ねていないように思えた


広大な水田は自然には違いないが、人の手が加わっていることは否定できない

それが塔体らの違和感を生じさせない理由なのかもしれない


木々をかき分け昇るゴンドラの異物感は、血液では白血球の目を逃れないほど強い

開拓されて整えられた自然であるから人工との境界を曖昧にしていた


別に自然や創造に対する賛美でも批難でもない

ただ変わりゆく景観に対する動物達の美的感覚も聞いてみたいものである

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