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ひゃく
百とは区切りの良い数字だと思う。
百人一首も百物語も、やっぱり百なのだ。
こうして言の葉を集める旅は一つの終わりを迎える。
パッチワークのような彼らが粗野にならないかと心配していた。
だが、手帳に集めた御朱印のように、拾い集めた言の葉たちは悠然としている。
輪郭のない彼らを見守ってくれた方々には感謝でいっぱいである。
ただ、彼らをこのまましまい込むのは、あまりにも寂しすぎる。
自己満足でしかないが、彼らを丁寧に縫い直して再編集したい。
「想・葉・連」に欠けていた言葉が埋まったような気がした。
さあ、「想い連なる葉の調べ」を始めよう。
12月頃から新たに「想い連なる葉の調べ」を書いていきたいと思います
読んでいただいた方々には感謝しています
これからもどうぞよろしくお願いします