バースデーパーティー決行?
「な、ど、どうしてですか?、葵会長?」
音頭もビックリ顔で聞き返すが、
「どうしても何もここ[音楽準備室]は基本的に食事は禁止です」
「「「あ」」」
「?」
あまりに当たり前の葵の回答だったがパルディアは知らないようだった、
「ココデショクジはダメなのデスカー?」
「飲み物を飲むだけならともかく、昼食以外の食事は家庭科室のみとなっていますよ」
「さっすが葵会長!、校則を全部思えているんですね」
感心する音頭であるが、
「蓬栄学園の校則を全部思えてるのは葵だけだよ~」
「そうそ、ま、だから葵は生徒会長になれたんだろうけどね~」
少し呆れるような生徒会役員の2人である、
「でも葵~、ここで葵のバースデーパーティーやってもいいじゃな~い」
「そうそ、去年もそう言ってやらなかったんだからさ~」
「去年もやろうとしたんですか?」
「そうなんだよ立花ちゃん~、さっきみたく嬉しいって言うくせに[もう高校生ですから必要ありません]て言っちゃうんだよ~」
「ネ~、あの頃から[氷の模範生]の片鱗は見えたんだよね~、でも葵、今年はやろうよ、祭君たちもそうだけど私たちも凄くやりたいと思ってるし」
生徒会役員の2人も音頭たちの事を後押しする、