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祭音頭の音頭6  作者: カシギ
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場所はここで

「カイチョーのバースデーパーティーをヤローとハナシてたのデース」


「それは、嬉しいことですね」


「そーですよね葵会長!、場所はここで、場所はここで!、もちろんケーキやチキンなんかも用意しますよ~」


言い終わると同時にマイクとスティックを持ちながら葵の手をつかみ鼻ポッチするまで顔を近づける音頭、


「[場所はここで]って2回言った気がするけど」


「音頭にとってそこは重要な事なんだろうな」


ツッコミと解説をいれる屋台と立花である、


「ちょ、か、顔が近いよ音頭君」


「器用だね~祭君、マイクとスティック持ちながら葵の手を握っちゃって~」


「でも祭君の今の格好も器用だよね~、前にギター後ろにベースしょってるんだし」


この光景を見ても屋台も立花も止めようとせず、むしろ生徒会役員の2人と一緒にニコニコしながら見守っている、


「ま、まずは少し離れておくれ」


音頭の手を離し少し距離を取る葵である、


「ふぅ、それで私の誕生会と言う話ですが」


「ハーイ!、オンドからキキマシタ、コンゲツカイチョーのバースデー、なのでここでバースデーソングをウタイタイのデース」


今度はパルディアが葵の手をつかみ鼻ポッチするまで顔を近づけていた、


「パルディアさんも顔が近いですよ、音頭君に感化されたのかもしれませんが男性に対してはやらない方がいいと思いますよ」


今度はパルディアの顔を離し、


「誕生会をしてくれると言う話ですが、嬉しいことですが遠慮しておきます」


「ホワイ?」


キョトンとした顔でパルディアが聞き返す、


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