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祭音頭の音頭6  作者: カシギ
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コ、ン、ニ、チ、ハ、ア、オ、イ、カ、イ、チ、ヨ、ウ

「こんにちは、皆さん」


にっこりとしたまま挨拶をする葵、


「「こんにちは葵会長」」


「カイチョーコンニチワデース」


屋台、立花、パルディアも挨拶をして、


「コ、ン、ニ、チ、ハ、ア、オ、イ、カ、イ、チ、ヨ、ウ」


ロボットのような挨拶をする音頭である、


「こんにちは音頭君、別にそのようなしゃべり方をしなくてもよいのですよぉ」


威圧感満載の言葉でそう言うがにっこりとした表情が崩れない葵である、


「ア~オイ~、それじゃ[永久にそのしゃべり方をしてなさい]って言ってるようなもんだよ~」


「そうそ、話の全部を聞いた訳じゃないんだから、まずは祭君たちの話を聞いてみようよ~」


「あ、生徒会役員の2人も来てくれたんですね、いらっしゃい」


「「こんにちは[MIKOSI]の皆」」


屋台の挨拶に声を揃えて返す葵の幼馴染みの2人である、


「確かに私は一部分の話しか聞いていません、全文を説明していただきましょうか?、オ、ン、ド、ク、ン」


最後の[音頭君]の部分だけ過剰に力を込めて言う葵である、


「ええと、葵会長はどこから聞いていたんですか?」


屋台が説明しようとするが、


「葵会長その前に!」


音頭が先に言いたいことがあるようだ、


「何ですか?、音頭君」


「僕の肩にのせてある手から力を抜いてくれると嬉しいです!」


「おや?、これは失礼しました」


力を抜くどころかますます力を入れてそうだが、


「さぁ説明をしてもらいましょうか、私が聞いたのは私に[コスプレをしてもらおぉぉおぉお]と言うところだけですので」


音頭の肩においてあった手を下げ、葵は本当に最後の部分だけを聞いていたことを告げた、


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