パルディアのワガママ
「コンカイはワタシがボーカルやりたいデース、ウタワセテクダサーイ」
マイクとスティックを持ってる音頭の手をつかみ訴えかけるパルディアである、
「フフゥ、問題ないよパル、僕も今回はパルにボーカルをお願いしようと思ってたから」
「ホントデスカー、アリガトデースオンドー」
嬉しそうなパルディアである、
「僕はギターかな」
「俺はいつも通りドラムで行くよ」
音頭も屋台もそれぞれ自分の弾く楽器を言うが、
「私もキーボードでなんとかベースラインも弾いてみるよ」
「ホワイ?」
「え?」
パルディアの疑問に立花も疑問で返す、
「だって葵会長のバースデーソングを歌うんでしょ、だったら葵会長は」
「オゥもうヒトツノワガママをイワセてクダサーイ」
パルディアは申し訳なさそうにしているが、
「なになにパル、是非とも言って」
音頭は楽しそうである、
「カイチョーもイッショにエンソーしてホシーデース」
「葵会長へのバースデーソングなのにか?」
思わずツッコミをいれる屋台である、
「ハーイ、ワタシのボーカルでオンド、リッカ、ヤタイ、カイチョーのリズムでカイチョーのバースデーソングをウタイタイのデース」
確かにワガママなパルディアであった、