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祭音頭の音頭6  作者: カシギ
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今日の音頭

夕暮れの蓬栄学園、幼小中高大一貫性で高等部のある教室で[祭 音頭]はキーボードの前に立っている、


「やっちゃん、今この場所を言ってもらっていいかな」


音頭は自分の幼馴染みでなんでもそつなくこなす[夜空 屋台]に問いかける、


「ここは音楽準備室で俺たち[軽音楽部]の部室になってる場所だ」


広さは教室より少し狭い位だが音頭達が演奏するには十分なスペースである、


「そう、ここが今僕たちが好きに演奏出来る[部室]、次にパル、今日の日付は?」


今度はアメリカからの留学生[パルディア・ノートン]に聞く、


「ハーイ、イマハ11ガツニハイリマシタ、スコしサムクナッテキマシタガワタシのナカではホウエイサイノネツガまだノコッテマース」


つい先月の終わり、大学蓬栄祭で音頭達はバンドをやらせてもらった、その時の興奮は未だに残っているようだ、


「僕もだよパル、でもいつまでも蓬栄祭の熱じゃなくて新しい熱をいれよう、という訳でりっちゃん、今の僕の格好は?」


音頭は自分の妹である[祭 立花]に問いかけるが、立花はあきれたような口調で、


「右手にマイク、左手にドラムのスティック、前にはギターをかけてて、後ろにベースをしょってキーボードの前に立ってる、もっのすごくバカっぽいよ」



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