表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩折り  作者: 上の森シハ
2/26

瞬きを忘れた詩の流星を見上げて【1】

星屑のワルツに流星の居眠り

耳を澄ませてみたよ

透き通ったレースカーテンの向こう側へ


揺りかごの中ではうたた寝キャンディー

魔法をかけるシュガースティックの指揮棒

ベルが合図のおやすみレスポンス

満月のクッションがお友達

羽布団を軽く踏んで空へ上がった


幸せ運ぶ斜光を受けてくるくる回りだすは

観覧車の形をした夕焼け色のオルゴール


君に贈るエルダーフラワーの青い芳香

写実に忠実な小粒宝石が戯れだし

私が両手で救うと甘い砂に変身する


こんにちは、トロイメライ

素敵なショータイムに踊りだす


明け方においで

夢の橋を渡りきる前に


待ち惚けは無しよ

キャンドルに灯る優しい火を見て君が微笑む


目覚めを促さないでね

それは遠くから来て

近寄るとチャーミング

予報は晴のちエレベーター

穏やかに雪原は溶けて

雲の階段をホップ、ステップ、ジャンプ

春が産声あげた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ