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草野春海・登壇第一幕

 平日。

 病院。

 昼間。


「草野さん? あれ学校は?」

「……サボってきました」

「あらぁ。サボらせちゃった? 昨日来ればよかったのに。へたし今日退院だよ?」


 従野さんは、いつも通り気さくな感じで話してくれて、私の方の心配をしてくれているくらいだった。

 けれど首に当てた固定具も、病院着も、どう見ても重症なのは従野さんの方で。

 従野さんが、神崎美空と心中しようとしていたことが私には耐えられなかった。

 関係の深さも付き合いの長さも、神崎美空の方がずっと深い。そんなことはわかっていた。従野さんはみんなと仲が良いから、付き合いの悪い静かな私は従野さんにとって下から数えた方が早くて、私にとっては一番でも、従野さんにとって私は天地くんよりも親しくない存在なんだ。

 考えてしまう。そもそも従野さんは、人に順位をつけない。何番目とか、何人いるとか考えない。ますます自分が情けなくなる。そんな自分が情けないのに。


「死のうとするなんて、ダメだよ」

「あー、うん。昨日もみんなから散々言われたよ。もうしない。ほんとに」

「……なんで、なんでそんなことしようと思ったの?」


 聞かずにはいられなかった。私だって辛いことや嫌なことは沢山あるし、死にたいなんて嘯くことだって、したことくらいはある。従野さんを前にした時に、消えてしまいたいなんて気持ちだって芽生える。今だってこんな風に、聞かずにはいられない自分が嫌になる。


「……ダメ、ってさ」

「……なに?」

「や、毎日死にたい死にたいって言ってる奴がいて、ダメって言い続けてさ、疲れないかなって」


 従野さんは、「んー」って考えている風で、「ふは」耐えきれなくなって笑ったみたいだった。


「私は神崎に最後まで付き合うって決めたから。私の意見じゃなくて神崎の意見に合わせたわけ。今回は」

「……従野さんが止めたら、神崎さんは止まったのに?」

「……いつまでも止め切れる自信もないしさ」

「いつか離れていく気がしたから、ついていくことにしたの?」

「……んー……離れていく、ことは考えてなかったかなぁ」


 刹那的な考えだけれど、私はそれを唾棄すべき考えとまでは思わない。

 好きな人とずっと一緒に生き続けることはきっと理想だ。この上ない幸福だ。

 それができなくなるなら、大好きな人が離れていくのなら、死んでずっと一緒になるというのは、次に理想的なことかもしれない。

 私は、私は。


「その選択は楽しいから選んだの?」

「……え? 楽しいって」

「初めて喋った時、従野さんは言ってた。私たちは若いから、楽しいことしたいことをしようって」

「……あぁ、うん。私のしたいことだよ、それは」

「神崎さんのしたいこと、じゃなくて?」

「……うー、きついね、草野さん」


 本当に、キツい。

 彼女じゃないって言ったり、影山くんと付き合っているといっても、従野さんは結局のところ神崎さんしか見えてない。神崎さんのことしか考えてない。

 結局、結局、従野さんは神崎さんのことを。


「神崎さんのことどれくらい好きなの?」

「え、急になんの話?」

「神崎さんが死ぬってなった時に、どう思った? どう感じた?」

「なんか怖いこと聞くね。神崎がそう思ったのはずっと前からだから、素直にこいつこえーって思ったよ。幼稚園の時とかそれくらいだから」


 従野さんは答えてくれるけど、私は自分の中での興奮が全く冷めやらないことに別の焦りを感じていた。

 こんなことが聞きたいわけじゃないし、言いたいわけじゃない。でも私の体もボロボロで。


「私は、従野さんが自分から死のうとしたって聞いて、吐いたよ。眠れなかった。昨日は一日寝込んでたし、今日も泣いてた」

「マジ? ……いや、ごめん。本当にごめん」

「違うの。謝ってほしいわけじゃなくて、ええと、従野さんも神崎さんが死にたいってことを知って、死のうとしているって知った時はそれくらいショックだったのかなって思って」

「えー、私はそんなんじゃないかな。どっちかって言うと、死なせないようにずっと前向きに頑張ってたもんで」

「私は私は、私はッ! 本当にイヤって思った! クラスで、クラスで誰に声かけられても愛想笑いしかできなくて、変に冷静ぶって、大人ぶっているみたいな自分が、一人でいる時も自分を作っているみたいで、従野さんにも変な顔してたと思うけど、家とか一人でいる時に従野さんのこと考えている時だけは、なんか自分の感情が出せているみたいで、自己嫌悪とかもいっぱいするけど、従野さんの時だけはそれが嫌な感じじゃなくて、学校が嫌いじゃなくなってるから! 従野さんはわかる? 頭が真っ白になる感覚、自分の中の全部を抜き取られたみたいな、今までしっかりしてた足元が崩れるみたいな、空っぽでふらふらのふわふらになる感じ、戦争とかそんな感じだと思う。今までの平和が全部なくなるの。従野さんは……」


 言葉を止めた。

 馬鹿みたいに言いたいことが溢れて、馬鹿みたいに言いたいことをとめどなく溢れ出していたけど、意味不明でなんにも伝わってないだろうし、今の自分が異常だっていうことにようやく気付いたから。

 いやその、私にとって従野さんとの出会いは、突然戦争が起こったのかってくらい衝撃的だった、みたいな話をしたいんだけど、いやしなくていいんだけど。

 従野さんは、神妙な面持ちで黙っていた。


「ご、ごめん」

「や、謝るのは私の方だから」

「キモいよね、なんか一人でめちゃくちゃ喋って」

「草野さん、意外と熱血なんだね。ちょっと感動した」

「やめて、恥ずかしいから」

「……草野さんの言う通り、私はずっと覚悟してたから。いつか神崎は死ぬし、私は死ぬのを止められないって。逃げちゃった、諦めたんだ、神崎と一緒に生きるってこと」


 従野さんが微笑んだ。自嘲気味の笑みに、私はかける言葉も見つからなくて。

 私が聞きたいのは、私が言わせたいのは、何なのか、私が言いたいこともまだ濁流のように汚くて暴力的で、全くまとまりがなくて、二の句も選んで出せる状況じゃない。


「……楽しいとか、したい、じゃなくて、楽な方を選んだだけだったみたい」

「う、わ、私、私は、それも悪くないと……私はずっとそうしてきた。ずっとそうしてきたから、それはわかる」


 楽だった。誰とも仲良くならず、変化もなく、言われるがままにして、適度に距離をもって、これといったイベントをしないのは。

 楽。

 怠惰。

 でもカラオケに行った時、従野さんと一緒に喋れた時、それは自分で選んで、怠惰を避けて決断して、自分で決めて得た喜び、楽しさ。


「カラオケ、行ったの、みんなと仲良くなるとかじゃなくて、従野さんに会いたいから行ったんだ。クラスの親睦会。会えて、喋れてうれしかった。他の人と歌ったり歌を聴くよりも、ほんの少しの間従野さんと一緒にいる時間が楽しくて。楽しいこと、したいことができたって思った。楽なのを辞めて、楽しいことをできたから」

「……えへ、ハズい」

「だから、だから従野さんにも、従野さんにも神崎さんとそういう風にしてほしいから……て、ていうか、私は、私は本当は神崎さんとそうなってほしいわけじゃなくて、あの、あの! あの! 私! 私は! 私が従野さんとそうなりたいって!! 従野さんと」

「こっちきて」


 そう、私よりもずっとずっと小さな声で囁かれただけで、今までの自分が猛牛のように嘶いていたのに気付いて、けれど言われるがままに黙って近づいた。

 従野さんは怪我しているのに、私の背中に手を回して、優しく撫でてくれた。


「ありがとうね、草野さん」

「あ、あ、あの」

「……聞いてくれる? 私の話」


 私は黙って、ただ頷いた。これでもかってくらい頷いた。ヘッドバンキングにも負けないくらい。

 従野さんはくすっと笑う。

 初めて見た時はダウナーなギャルで、ちょっと怖い人だったけど、そういう微笑みは、包容力のある大人びた雰囲気で、普段静かなだけの私には到底太刀打ちできないなんて思った。


「従野家は……、なんて言うんだろ、大昔、平安とか? そんな前じゃないか。うーん、代々続く、宗家と分家……、ご主人様とペットみたいな家系で、神崎家のペットなわけ。そういう古臭い考えが今でも続いていて、神崎のお母さんが死ぬと、うちのお母さんも後を追って自殺するくらいには根付いていたんだ。私は、……そんな考えに囚われていないと思っていたけど、たぶん結構囚われているんだろうね。自分の意志で美空を守って、自分の意志で美空と心中しようと思っていたはずだけど、そういう古い考えに縛られていたかもしれない。……ごめん、めっちゃ話逸れた。

 私が言いたいのは、そんな自分のことをあんま考えていない、あんま考えられなかった私みたいなのを、こんなに大事に想ってくれる人がいるって知って、嬉しくなった」


 従野さんは一呼吸置いて、まだ話の半分も理解できていない私に次の言葉を続けようとしている。

 本家と分家、ご主人様とペット。そんな話がまだあるなんて言うのがよくわからないし、それをちゃんと理解できていない。皇帝と近衛兵のような、というにはあまりに上下関係が明確で、差別的なニュアンスを含んでいる。

 それは私の理解の及ばない範囲なんだろう。

 言葉通りに受け止めるなら、従野さんは人としてすら扱われていないようなことだ。

 いや、従野さんが、大事に想われることを知って嬉しいと思ったのなら、それはきっと、その通りの事実なんだろう。

 同じ人同士で、明確な上下のある関係、従野さんの普段の態度を見れば深刻な問題ではないのだろうけれど、彼女より以前、従野さんの母親やそれより上のご先祖様は、そういう今の考えではありえない常識の中にあったんだって思わされる。


「従野さんは……素敵な人だから、私だけじゃなくてきっとみんなそう思っています」

「そう? じゃあやっぱり美空と心中は間違いだったね」


 からからと、悪気なく従野さんは笑った。

 妙に晴れやかで、曇りなく、嬉しそうな従野さんは、もう迷いを吹っ切った様子だった。


「決めた。そだね。もう神崎も従野も知らない。どうでもいい。考えない」


 私にとって、それがどういう意味か完全には理解できていない。

 けれどますますスッキリとした表情になる従野さんを見ればきっといい意味……

 いや、この人は神崎さんと心中しようとした人だからそこまで信用できない。

 

「私の我侭で美空を生かす。死なせない。……うん、それだけ」

「……死なないなら、良かったです。死なないんですよね」

「うん。死なないし――死なせない」


 死なない、それは従野さんにとってどうでもよさそうな感じだった。

 死なせない、それが従野さんにとっての本題らしかった。

 まるで、自分が死んでも神崎さんは死なせないとでもいうような。


「……危ないこと考えていませんか?」

「うん? 危険は伴うね。殺されるようなことはないと思うけど」


 死ぬではなく、殺される。

 そういった言葉は、きっと従野さんは私の知らない別な問題を抱えているのだろうという結論に至った。


「私に何かできることあるかな」

「草野さんに? 危ないしいいよ」

「従野さんも危ないでしょ。私、私だけじゃなくて他の人だって、みんな従野さんのために危険を顧みないよ」

「いや顧みろし。みんなは、そこまで……」

「みんながそう思ってなくても私はそうだから」


 従野さんのためになりたい。従野さんのためなら危険を顧みない。

 そんな熱情的な言葉が自分から出てきたことに自分で驚く。危険な目に遭ったこともないのに、堂々と言っている。

 でも現に熱をまだ帯びている。従野さんが傷ついて入院したことを思えば、それよりいくらかマシだと思うから。

 

「証明したい。従野さんのためならなんだってできるって」

「……じゃあ、窓の外見て」


 言われるままに窓の外を覗く。三階にある部屋で眼下には中庭と往来する人の姿がいくらかあった。赤レンガの石畳に植物の緑がよく映える。


「飛び降りれる?」


 普段と変わらない調子の言葉でゾッとした。恐る恐る窓を開けて室内に風を取り込む。

 景色を楽しむのではなく実際に飛び降りた時に落ちるだろう場所を見る。建物の傍は赤レンガではなく白いコンクリートで、勢いをつけて飛べば植物のところまで行けるかもしれないけど、クッションになるような物量じゃない。

 三階、この高さから落ちた人は死ぬんだろうか。打ちどころが悪ければ死ぬだろう。でも一般的には骨折で済むとか、そういうレベルかもしれない。

 最悪死んで、死ななくても後遺症が残ったりして。

 考えながら従野さんを見た。


「……物理的には可能だけど」

「だけど?」

「必要なら、……た、たぶん飛べる」

「……うーん、そっかぁ」


 含みをもたせた従野さんの態度は、調子自体は普段通りだけど、何か歯にものが挟まったように口ごもる。

 試されていて、それが従野さんのお眼鏡に敵わなかったのかもしれない。

 堂々と飛び降りると断言すれば良かったのか、少しの後悔に口が弾もうとした時。


「飛び降りないって断言して欲しかったんだよね。そんな馬鹿げた危ないことさせたくないんだ、私は」


 求める答えは逆だった。軽口を言わなかった自分を褒めてあげたいけど、それでも必要があれば飛ぶというのが彼女にとって嫌だったみたいだ。


「……それでも、きっとみんな頑張るよ」

「頑張らないくらいでちょうどいいんだよ、こういうの。無理は禁物だから」


 手伝わせてほしい、従野さんのためになることをしたい。その願いすら叶わないのなら私は。


「だから無理しない程度に手伝ってよ。私も無理はしないから」

「っ、従野さん、うん!」


 私は快く返事した。

 従野さんは入院中にクラスの人とかと連絡を取って作戦会議と何があったかを話してくれることを約束してくれた。

 そしてその後はたわいない会話をしていた。

 従野さんの多趣味はこういう時に話の引き出しが多くて、私が無趣味だから聞いているだけで楽しくて。

 私の趣味を従野さんにしようかな、なんてことは恥ずかしくて言えなかったけど。

 面会の時間はすぐに終わる。次に会う時は。


「いや実際、退院した後に作戦失敗したらもう学校行けないかもだし」

「……え? え? それってどういう……」

「あ、さっき言った神崎家と従野家の確執みたいなやつ。まあ草野さんには先に話すけどさ」


 そこまで事態が逼迫しているなら、私はきっと迷わずここから飛び降りることができるだろう。それは従野さんには言わないけれど。


「もうさ、一回辞めるわ。従野家とかそういうの」

「……それがいいと思う」

「んで、私のわがまま。美空にも神崎家をやめてもらう」

「……辞めるって、そもそもできるのかな?」


 家を辞める。言葉からして理解が難しい。生まれたときからその家にあって、過ごしてきたものを辞めることはできない。それこそ、結婚して嫁入りとかしないと。


「できる。できなくてもする。……美空ならきっと辞められる。美空が辞めるなら、私も一緒に辞める。……うーん、ちゃんと従野家辞められているかな、それ」

「……そこは神崎さん次第なんだ」

「美空があの家に執着したら、正直私は、ダメかも。美空から離れるって考えは……」


「その時は、その時は私と、私の家に来ませんか?」


 家族に了承も取ってないのに、何の話し合いも解決していないのに。私ははっきりと言っていた。


「それもいいかもね」


 馬鹿にするでもなく、真剣に考えるでもなく、微笑むように従野さんは呟いた。


「絶対ですよ」

「迷惑じゃない?」

「迷惑って言わせません! 私が、バイトしてその分……」

「え、いやそこまでは流石に。それなら自分の食い扶持は自分で……」

「いえ、いえ、私のワガママ、ワガママです!」


 ほへー、と従野さんは呆けた後。


「草野さん、私のこと好きすぎんね」


 頬がかぁっと熱くなって、熱が限度を超えたから涙腺にまでやってきた。

 半分自覚していたけれど、そういうことなんだろう。


「自分でも、困惑してます」

「じゃんねぇ。草野さん、見るからに普段と違って暴走って感じだし」

「嫌じゃないですか?」

「嬉しいよ。でもまあ、影山が、あー、別れて保留中だけど」

「別れたんですか!?」

「色々あってね」

「詳しく!」

「おお。えっと、今回の件が片付くまで距離を置こう的な。で解決したらもっかい告白するって話された。だから保留」

「……そうですか」

「……だから、草野さんの気持ちも保留でいい? 後で比べる……なんて、何様って感じだけど。モテ期じゃん」


 比べて、考える。

 私に生まれたチャンスに、歓喜で心が震える。

 私はこんなに従野さんのことが好きだったんだって驚きすらある。

 でも。


「神崎さんは?」

「え?」

「好きじゃないんですか?」

「……あー。好きは好きだけど、そういう感じじゃないんだよね。……っていうのも、たぶん従野家と神崎家は結ばれないっていうのがあるから」


 ――なるほど。

 確かに主とペットの関係なら、結ばれるはずもないのだろう。

 でも、それは家に縛られた考え方であって。


「……二人が結ばれることがあったら、その時こそ家の束縛から逃れられたって考えられますよね」

「……まあね。でもそのために自由恋愛しないのも変じゃん。恋人なんて自分で選ばなきゃ」


 それが逃げている言葉なのか、本当に自由のための言葉なのか、私には判別できなかった。

 ほとんど何も知らない神崎さんのこと、そして好きな従野さんのこと。

 二人が本当に、家から逃れるというのはどういうことなのか。

 私には、きっとずっとわからない。

 でもわかりたいと、知りたいと思ったから。


「……協力するね、従野さん」

「うん。無理のない程度にお願い」


 後ろ髪はしっかりと引かれながら、けれど何かを吹っ切った感じで私は面会を終えた。

 従野さんに好かれたいと思って頑張れば頑張るほど、神崎さんとの仲を応援する結果になるかもしれない。

 努力の意味があるのかわからない。

 報われる努力なのか。

 決めた。

 恋は実らなくていい。

 努力は報われる。

 頑張ればそれだけ従野さんに認めてもらえる。

 いったんそれでいい。

 幼馴染の神崎さんにハイスペックな影山くん、そんなライバルがいる中で同じスタートダッシュを決められるのなら上々。

 草野春海、恋に生きます。

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