ブクマを剥がすという事
読み専の方、聞こえますか。
今、直接貴方の脳内に語りかけて……という訳には参りませんが、ブクマを剥がした事のある貴方へ。
剥がした事のあるというか、たった今僕の作品からブクマを剥がした貴方。貴方はこの限りではありませんよ。
強烈な怨嗟の念でもって、これを書きながら電波の送信を試みていますからね。
さて、ブクマを剥がすという事。色々な都合があるかと思います。
もう全部読んだ、やっぱ読むのヤメタ、なんでブクマしてたか忘れてた、ナドナド。
ちょっと剥がしたブクマの裏を見てみて下さい。
何が見えましたか?
繊細で、艶やかで、黒々とした……。はい、そうです。ブクマの裏には作者の髪の毛がついていましたね。
という事はつまり、ブクマを剥がすという行為は作者の髪の毛を毟り取るという事なんです。傷害ですね。
ですが現在の法律でそれを取り締まる事は出来ていません。
髪を毟られた作者は泣き寝入りし、風を感じにくくなった頭で道を行かなくてはなりません。険しい道のりです。
なまじ髪に思い入れがある分、他のふさふさした作者が妬ましくて仕方がありません。ですが、髪が無いと強気に出る事も叶わなくなるので、道中ふさふさと道を交差する事があったなら、こちらから道を譲るしかありません。重度になると目を合わせることすら困難です。
どうでしょうか。ブクマを剥がすのはかわいそうだと思うようになりましたね?
では本当に必要の無くなったブクマはどうすればいいの、という疑問にぶつかるかと思います。
実はなろうのブクマ管理は最大で10コのカテゴリに分ける事ができます。何も設定せずにブクマ登録をすると、カテゴリ1に片っ端からぶち込まれてしまうのですが、これは後から移動する事が出来ます。
そして、カテゴリにはそれぞれ名前をつけてあげる事が可能です。勘のいい人ならもうお判りでしょう。
ゴミ箱カテゴリを作るのです。
作者からはブクマを逆探知する事は出来ないので、生ゴミとか実質ハゲとかひどい命名をしても余程運が良くない限り見つかる事はありません。気に入らなくなった作品は全てそこにぶち込みましょう。もしかしたら後で読みたくなるかもしれません。
誰かがこれを読んで、少しでも世の中が平和になりますように。
僕の髪をむしった人が不幸になりますように。




