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手掛かり!

「まず…この完全犯罪を切り崩すにはどうすればイイ?」


丹の質問に不貞腐れながらも新田は答える。


「分からないから、あんたを呼んだんじゃない?私に聞かないでよ…そう、貧乳の私になんかね!」


「…イイ加減、いつまでも臍を曲げるな。拗ねてイイのはロリだけの特権。ボーボーが拗ねたところで可愛くもない。ほら、少しは頭を働かせろ」


丹に言われて渋々考えるが…それでも何も思いつかない。

同じ顔と同じDNAを持つ、一卵性双生児の兄弟。この二人のどちらが犯人なのか?


いつまで経っても答えは出なさそうなので、仕方なく丹からヒントを出した。


「まず、思いつく限りの犯人の手掛かりを思い浮かべろ。それが完全に無理なら消去。そうやって一つづつ考えていけ」


「手掛かり?現場に残されたDNAとか?」


「そうだ。その一つ一つの手掛かりをつぶさに観察して行けば、自ずと見えてくるものがある筈だ」


そう言われて新田は捜査資料と睨めっこを始める。犯人を特定できる、その証拠はどこかに残されていないかと。

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