表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/22

報告書!

捜査報告書による犯行当時の流れは、この様な感じである。



17:00

被害者の鈴木 太郎宅に息子が来訪。その姿を近所のコンビニの防犯カメラが撮影。

親子の仲は悪く、実家に息子が来ることは三年ぶりとの事。


17:35

太郎宅から息子が飛び出して、自宅へと走っていく姿を防犯カメラが撮影。玄関のドアは開け放したままである。


17:51

近所に住む人が通りがかり、開けっ放しのドアから太郎氏が倒れているのを発見。その場で救急車を呼ぶ。


17:58

太郎宅から徒歩三十分程の所にある、二人の息子が住む借家に犯人が帰宅。その姿は近所のマンションの防犯カメラが撮影。


18:04

救急車が太郎宅に到着。近くの病院に搬送。


18:15

病院の医師によって太郎氏の死亡が確認。死因は首に巻かれた紐による窒息死。


22:26

警察の捜査により、防犯カメラに映っていた息子と思われる男が容疑者に浮上。しかし、双子である為に兄弟のどちらが犯人か特定は出来ず、任意同行で取り調べを。


翌11:00

最新の顔認証システム「カオミクラベ〜ル」による、防犯カメラの映像と容疑者の顔との識別を試みる。


一郎との適合率93.45%

二郎との適合率93.25%


どちらの適合率も90%を超えるため、どちらが犯人でもあり得るのだが、その差は僅か0.2%にすぎず誤差の範囲内。


13:00

取り調べを再開。兄は一貫して弟が犯人だと主張。弟も一貫して兄が犯人だと主張。

犯行の行われた時間である17時には、自宅でテレビを観ていたと二人が証言。その時間帯に放送されていたアニメ「オジャマンガ㌦美」の放送内容を二人とも正確に話せた。

犯行現場である太郎宅にはテレビは無く、息子の家には家宅捜索によってビデオなどの録画機が無いことから、どちらかがアニメを観てその内容を実行犯に口頭で伝えた模様。つまり、確実に二人は共謀している事に。

エブリスタに投稿したのをそのままトレースしましたが、評価ptつけてくれる読者の方もいますので、多少の手直しをしておきます。


すでに最終話まで予約投稿は終了してますが、時間がある限り手直しして、少しは読み易くなるように頑張りたい所存です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ