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ちょっと変態なメイドさん  作者: 亜奈阿希
18/22

4年前のお話

主人(この屋敷のメイド採用試験の面接、やっと終わった・・・)


主人(はぁ、今日の面接、パッとしない人ばっかりだったな~)


主人(みんな『メイドに憧れて』とか『小さい頃からの夢』とか・・・)


主人(聞きあきたっつうの!!)


主人(あー・・・、そういえば1人だけ凄いのいたな)


主人(名前は確か・・・)


ーーー

ーー


メイド「本日からこのお屋敷でメイドをさせて頂くことになりました、レイランと申します」


メイド「あの〜ラシム様・・・」


主人「主人でいい。 俺もお前をメイドと呼ぶ」


メイド「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」


メイド「ご主人様」


主人「・・・なんだ?」


メイド「私以外のメイドさんって、このお屋敷には居ないんですか?」


主人「まぁ、今のところはいないな」


メイド「・・・チッ、リアルメイドさん見れないのかよ」ボソッ


主人「え?」


メイド「あ、いえ、こっちのお話です」


メイド「・・・ご主人様、ちょっとおトイレの場所だけ教えて貰ってもいいですか?」


主人「なんだ? 漏れそうなのか?」


メイド「もう!! ご主人様ったら、れでーにそう言う事聞くもんじゃないですよ!!」


主人「あー、それは悪かった」


メイド「いやー、リアルメイドさん見れるかもって思ってたら興奮しちゃいまして・・・」


メイドお「トイレで一発かまして来ようかと思ってるんです!!」


主人「・・・はい?」


メイド「あ、覗いちゃダメですよ!! いや、まてよ、見られながらってのも・・・」


主人「誰が覗くか!!」


メイド「是非とも覗いていって下さい!!」


メイド「あ、でも、イくのは私か・・・」


主人「だから、覗かねぇって!!」


メイド「こりゃ一本取られたぜ!!」


主人(・・・何だこいつ。 こんなの採用して良かったのか?)


メイド「さすがは私のご主人様です!!」


主人「・・・なぁメイド」


メイド「はい、なんでしょう?」


主人「・・・スカートの事なんだが」


メイド「スカート? はっ、もしかして、脱げと・・・!?」


メイド「・・・ご主人様の命令なら仕方が無いですね」ヌギッ


主人「ストップ、ストーップ!!」


メイド「え?」


主人「違う、違うから!! スカートの丈が短すぎないかって言いたかっただけ!!」


メイド「なんと、私の勘違いだったとは・・・」


メイド「ご主人様が、そう言うぷれーを望んで居たのかと思い込んでいただけだったとは・・・」


メイド「お恥ずかしい」


主人「お前は俺をどんな奴だと思ってるんだよ・・・」


メイド「どんな奴って・・・」


メイド「私を、下心丸出しで雇って、スカート脱ぐのを強要するような変態で・・・」


主人「お前、そんな目で俺を見てたの?」


メイド「はい、面接の時からそう見てました」キリッ


主人「お前な・・・」


メイド「あー、でも・・・」


メイド「私が仕えてもいいと思った、初めての人でもあります」


主人「・・・そうか」


メイド「・・・私のバージンあげちゃった」キャッ


主人「はぁ?」


メイド「ちゃんと責任取って下さいね」///


主人「・・・お前、初日から減給の危機に瀕してるからな」


メイド「なんでですか!?」


ーーー

ーー


メイド「って言う事が四年前にありましたねー」


主人「・・・なんでその話を今した?」


メイド「いやー、なんか思い出しまして」


メイド「いやー、それにしても私、若いですな~」


主人「四年じゃあんまり変わらねぇだろ」


メイド「いやいや、なんか性的表現がライトじゃあありませんでした?」


主人「・・・あれでライト?」


メイド「まぁ、あの時はウブだったので、そう言う単語を余り知らなかったって言うのもありますねー」


主人(・・・ウブ?)


メイド「それにしても、なんで私をメイドとして雇ったんですか?」


主人「あーそれか」


メイド「今までの人生で一番気になっていることです」


メイド「どんなこと言っても、どんなミスをしてもクビにしないし・・・」


メイド「はっ、まさか!? ご主人様は私が好きなのでは・・・!?」


主人「クビにして欲しいのか?」


メイド「さてと、お仕事お仕事~」


主人「それでこそメイドだ」


ーーー

ーー


「私は、レイラン・ドーズと申します」


「貴方に雇われるなら、給料、食事一切要りません」


主人「・・・そこまで言うか?」


「はい、私は10年前に貴方に助けられてなければ、ここにはいませんから」ニコッ


主人「あー、お前あん時のガキか」


「はい」


主人「女の子にキスしようとして殴られてた」


「あー、それはたぶん助けられる日の2週間前くらいです」


主人「じゃあ、スカートの中に手を入れようとして蹴られてたのは?」


「それは、そのキスしようとして殴られたつぎの日ですね」


主人「じゃあ、抱きつこうとして逃げられてたのは?」


「それは、キスしようと殴られてた日と同じ日ですね」


主人「あーそれじゃあ、近所の女性のパンツ盗んでたのは?」


「それ、私じゃない」


主人「あれか、ショッピングモールでーー」


「貴方は、どんだけ私のこと見てたんですか!?」


主人「殴られたり蹴られた後に笑顔だった奴がいたら関わりたくないし、あんだけ見れば、嫌でも顔も覚えちゃうだろ!!」


「そんな目で見られてたのか・・・ ちょっと興奮する」ボソッ


主人「え?」


「いえ、なんでも」


主人「まぁ、あのガキがこれだけ大きくなれば、俺も年食うわな」


「そう言う台詞(セリフ)がジジくさいですよ」


主人「それじゃ、面接の方を初めて行きたいと思います」


「うわ、露骨に話逸らしたよ・・・」


主人「なぜメイドになろうと思ったのですか?」


「それは・・・」


「貴方に恩返しがしたいから」


ーーー

ーー


主人(とか言ってたのにな〜)


主人「実際は、俺にあいつはストレスしか送ってこねぇんだよな~」


メイド『ご主人様ぁ〜!!』


主人「ん~」


メイド『ちょっと欲情したのでおトイレに〜』


主人「そんなの言わずに行け!!」


メイド『また声を抑えろと!?』


メイド『ははぁ〜ん、あれだな!! 駅のおトイレの個室とかで犯すあれだな‼︎』


主人「ちげぇよ‼︎」


メイド『犯すなら、おトイレよりもお外にして下さい‼︎ メイドは、アオカンを希望します‼︎』


主人「うるせぇ‼︎ 1人で外でやってろ‼︎」


メイド『やった‼︎ ご主人様公認の野外露出だ!!』


主人「・・・はい?」


メイド「」ヒョコッ


メイド「捕まったら、あの人に指示されてって言ってあげるので感謝して下さい」


メイド「おトイレなんて行ってる場合じゃありません!! 一刻も早く裸でお外に・・・」


主人「や、やめろ!!」


メイド「そう言われて止まる様なら、メイド失格だと思っていま~す」


主人「主人の言う事くらい聞けよ!!」


メイド「そしたら、ご主人様つまらない顔するくせに〜」


主人「・・・そんな顔しねぇよ!!」


メイド「メイド、土曜日の昼間から露出に行って参ります!!」


主人「ちょ、ほんとやめろ!!」


メイドさん、ご主人様の本名初公開。

本名は、このお話以降は出ない予定です。

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