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ちょっと変態なメイドさん  作者: 亜奈阿希
17/22

メイドに必要な要素

メイド「マ〇オってホモなんじゃない疑惑はどうなったんですか?」


主人「・・・いきなりどうした?」


メイド「いや、ふと思い出しまして」


主人「思い出すもクソも、話題にすら上がってなかったと思うんだが」


メイド「うっそだー」


主人「一言も言ってた覚えがない」


メイド「え? 何をですか? あ、猥談か」


主人「ちげぇよ!! マ〇オがホモなんじゃないか疑惑の事だよ!!」


メイド「・・・」


メイド「・・・ご主人様、何を言ってるんですか?」


メイド「いきなりマ〇オはホモとか」


メイド「頭がおかしいいんじゃ無いですか?」


主人「俺が人生で犯した一番の過ちって、お前をメイドとして雇った事だと思うんだわ」


メイド「ご主人様の一番を取れるとは・・・」


メイド「メイド冥利(みょうり)につきます」


主人「今のお前のどこにメイド要素があるのか聞きたいね」


メイド「・・・服とかですかね」


主人「一番に服とか言ってる時点で、メイドとしての何かを失ってないか?」


メイド「失ったとしたら処じーー」


主人「あー、聞こえなーい」


メイド「だから!! 失ったとしたら処女ですよ!!」


メイド「まぁ、私は生娘(きむすめ)ですけどね」


主人「なんで大きな声で言うの?」


メイド「いや、ご主人様が聞こえなーいって言うから」


主人「・・・まぁ、それはいい」


主人「そんなことよりお前、その格好はなんだ?」


メイド「え? 裸エプロンですけど」


主人「お前のメイドとしての一番の要素は?」


メイド「服」


主人「呆れて言葉も出ないわ」


メイド「でも、二番目の要素はまだありますよ」


主人「・・・ちなみになんだ」


メイド「女の子ってところです」キャッ


主人「頼んでもいないのに、人前で裸になったりするやつは女の子とは言わない」


メイド「そしたら、AV女優は女の子じゃない事になりますよ」


主人「それは・・・」


メイド「ふっ、勝った」


主人「でも、あの人達は頼まれて裸になってるだけだろ?」


メイド「あの人達って誰ですか?」


主人「AV女優」


メイド「うわぁ・・・ 女の子に向かってAV女優の話しをするとか・・・」


メイド「やっぱり、ご主人様は変態ですね」


主人「お前が振って来たんだろ!!」


主人「あと、全裸のお前に変態とか言われたくない」


メイド「エプロン着てるから全裸じゃないですぅ〜」


主人「うぜぇ・・・」


メイド「あ、ご主人様、庭に犬がいますよ!!」


メイド「ワンワン!!」


主人「お前、動物ーー」


メイド「へ?」


メイド「人を急に動物呼ばわりとは・・・」


メイド「なかなか興奮するじゃないですか!!」


主人「いや、お前が動物好きなのかって聞こうとしただけだから」


主人「別に、お前のこと罵った訳じゃ無いから」


メイド「ツンデレですね。 わかります」


主人「いや、違うから」


メイド「もーツンデレはいいですから、本音言っちゃって下さいよ」


メイド「メイドちゃん可愛い~ とか」


メイド「この雌豚が!! とか」


主人「・・・なんでその二つチョイスなんだよ」


メイド「言われて嬉しい2つだからですよ!!」


メイド「言われて嬉しい2つだからに決まってるじゃ無いですか!!」


主人「・・・なんで言い直したんだよ」


メイド「え? 大切な事だからに決まってるじゃ無いですか~」


主人「あっそ」


メイド「自分から聞いておいてその態度・・・」


メイド「ちょっとおトイ・・・ お便所に行ってきます」


主人「なんで言い直した挙句、汚い言葉になるんだよ・・・」


メイド「あまり綺麗とは言い難い場所だからじゃ無いですかね?」


主人「まぁ、そうだけどさ」


メイド「しかし、この家には私というとても凄腕のメイドさんがいるのですよ!!」


メイド「たとえおトイレ・・・ いいえ、お便所ですらピカピカなのです!!」


主人「・・・凄腕?」


メイド「なんでそこに疑問を持つのですか?」


メイド「あ、わかりました!! ご主人様は私のパンツをベチャベチャにする気ですね!!」


主人「いや、そんな気全く無いから」


メイド「しかし!! 私のパンツは、そんなことごときで濡れるようなやわなパンツじゃないですよ!!」


主人「人の話を聞けよ!!」


メイド「しかも、今はパンツを履いていない!! だから絶対に濡れないと言う仕組みなのです!!」


主人「それ、他のところが汚れそうだな」


メイド「もう私が裸な事を突っ込まない辺り、私に逆レイプされたのも同然ですね」


主人「・・・侵されてるっていいたいのか?」


メイド「そうそう、それがいいたかったんですよ」


主人「てか、さりげなく自分が裸なのを認めてたよな」


メイド「え? そんなことありましたか?」


主人「お前、さっき自分で裸がどうたらこうたらとか言ってたろ」


メイド「それは多分えっちい本の見すぎです」


主人「・・・なんで今の流れからそうなった?」


メイド「えっちい本なんてみなくても、ここにstyle抜群な裸のメイドちゃんが・・・」


メイド「こほん、大胆なエプロン姿のメイドちゃんがいるじゃないですか」


主人「認めてるじゃねぇかよ!!」


メイド「え? 私に見とれてるんですか?」


メイド「私のheartを射止めたかったら、女の子になってから出直して来て下さい」


主人「まず見とれてねぇし、お前のハートを射止めたいとも思わない」


メイド「style抜群な体辺りを突っ込まないとは・・・」


メイド「ご主人様も私の身体がstyle抜群って認めた事に・・・」


主人「誰がそんな絶壁バストをスタイル抜群って認めるか!! まだそこまで追いつかなかっただけだわ!!」


メイド「ちっちゃいはステータスなんですよ!!」


主人「うるせぇ!! 服着ろ!!」


メイド「・・・?」


メイド「エプロン以上に何を着ろと?」


主人「・・・自分で調べてくれ」


ーーー

ーー


メイド「調べた結果・・・」


メイド「マ〇オはホモじゃ無いことが判明いたしました」


主人「・・・調べる内容間違ってね?」


メイド「クッ・・・ キノコを食べて大きくなるから、てっきりホモだとばかり・・・」


メイド「やっぱり、物事を決めつけて判断することは良くないですね」


主人「お前の思考回路が良くないと思うわ」


メイド「あ、あともう一つわかった事があります」


メイド「えっと、さっきの『あ』っ言うのはですね、別に喘いだ訳じゃなくて・・・」


主人「わかってるから訂正すんな」


メイド「脱ぐだけがえっちいわけじゃないと」


主人「お前本当に何調べたの?」


みんな満たしてメイドになろう!!

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