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ちょっと変態なメイドさん  作者: 亜奈阿希
11/22

今日が何の日だか、皆さんはわかりますか?

メイド「突然ですが、ご主人様に問題です」


主人「急になんだよ・・・」


メイド「今日は何の日でしょーか?」


主人「今日? 4月の22日だよな?」


メイド「はい、4月22日ですよ」


主人「・・・お前の誕生日とか?」


メイド「え? 私のお誕生日は7月21日ですよ」


メイド「あ、まさかご主人様、私のお誕生日忘れてたんじゃ・・・」


主人「え、い、いや覚えてたよ、ホント」


メイド「でも、去年のお誕生日の時は、なにも貰って無いんですが」


主人「・・・いや、あげたよ」


メイド「え? 何かくれましたっけ? いただいた覚えが無いのですが・・・」


メイド「ちなみに、何を私にくれたんでしたっけ?」


主人「え!? え、っとだな・・・ 愛、とか?」


メイド「・・・」


主人「な、なんだよ!!」


メイド「ご主人様って、馬鹿なんですか?」


主人「・・・違うはず」


メイド「と言うか、なんで忘れてたんですか?」


主人「なんと言いますか・・・ えっと・・・ 夏休みと被ってたし」


メイド「・・・社畜のくせに」


主人「うるせぇ!!」


メイド「私のお誕生日は語呂合わせでとても覚えやすい筈なのに・・・」


主人「・・・語呂合わせ?」


メイド「はい」


メイド「0721でオナーー」


主人「それ以上はやめておこうか」


メイド「覚えましたか? 0721でオーー」


主人「覚えた!! ちゃんと覚えたから!!」


主人「お前のせいで、今まで何の話をしてたか忘れたわ」


メイド「オナニーの話です」


主人「お前と話す時は、油断をしてはいけない事がよくわかったわ」


メイド「私でイけない・・・!? 何でですか!? 何で私じゃあイけないんですか!?」


主人「クッ、言葉の選択を誤ったか・・・!!」


メイド「私じゃあオカズにもならないって事ですか!? 私には魅力が無いんですか!?」


主人「えっとだな・・・」


メイド「ってことは、もしかしてご主人様は、小さいおっぱいが好みって事なのでは・・・!?」


主人「は?」


メイド「まさか、ご主人様が貧乳派だったとは・・・」


主人「何お前サラッと嘘ついてんの?」


主人「お前、巨乳じゃねぇじゃねぇか」


メイド「え? 私、自分が巨乳だなんて一言も言ってませんが?」


主人「・・・うっざ」


メイド「今何て言いましたか!?」


主人「うざいって言いました」


メイド「それは聞き捨てなりません!!」


メイド「もう一度お願いいたします!!」ハァハァ


主人「・・・話しを元に戻すか」


メイド「無視、無視ですか!?」


主人「今日は何の日だったっけ?」


メイド「やっぱり無視ですね!! 興奮します!!」ハァハァ


主人「4月21日は確か・・・」


メイド「最高に興ーー」


主人「うるせぇよ!!」


メイド「チッ、もう少し無視してて下さいよ」


主人「お前、ちょくちょく(くち)が悪くなるよな」


メイド「ちょっとイけなかったので、トイレ行ってきます」


主人「だから!! 言わないで行けよ!!」


メイド「私の報告が無いと、私のシてる姿を想像してムラムラする事が出来なくなりますよ?」


メイド「それでもいいのですか?」


主人「した事ねぇんだけど」


メイド「え? またまたご冗談を」


主人「前から思ってたんだが、その根拠の無い事ってどこから来てんの?」


メイド「私の創造ですが何か?」


主人「お前が作ってんのかよ!!」


メイド「いえいえ、子どもはさすがに作って無いですよ」


主人公「子どもの話じゃねぇよ!!」


メイド「子どもの話ではなく、子作りの話をしてたのでは?」


主人「どっちもしてねぇわ」


メイド「ちょっと2つの意味で我慢の限界が来てるので行ってきますね」


主人「ちょっとまて」ガッ


メイド「なんで引き留めるんですか!?」


主人「お前が普段手を洗わないからだよ!!」


メイド「洗ってますよ!! ご主人様がたまたまその時に出会ってるだけです!!」


メイド「普段はちゃんと洗っ・・・ 拭いてます!!」


主人「いや、洗えよ!!」


メイド「めんどくさいから嫌です!!」


主人「じゃあ行かせねぇよ!!」


メイド「イかせ無い!? 寸止めプレイですね、ご主人様!!」


主人「やっぱ行っていいや」パッ


主人(扱いがめんどくさくなって来たし)


メイド「えぇー 寸止めプレイを楽しめると思ったのにー」


ーーー

ーー


メイド「るんるんるん〜♪」びちゃびちゃ


主人「・・・洗った水だよな?」


メイド「え!? あ、はは、はい!! そ、そうに決まってるじゃないですか〜」


メイド「い、嫌だな〜 ご主人様ったら〜 あ、アハハ」


主人「お前、さすがに隠すの下手過ぎるだろ」


主人「しかも、拭いてすらいねぇだろそれ」


メイド「な、なぜバレて・・・」


メイド「ハッ、まさかご主人様は超能力者だったのでは・・・!?」


主人「『ハッ』じゃねぇよ。 ただ単にてがびちょびちょだったからだわ」


主人「で? 今日は何の日だったんだ?」


メイド「今日? ああ、今日は私の生理2日目だったんですよ」


主人「は?」


メイド「なので、今日のこの指の潤いの大半は経血で構成されています」


主人「余計に洗えや!!」


主人「なんでこんな事を考えさせられなきゃならんのだ・・・」


メイド「ご主人様、間食としてトマトゼリー作ったのですが、召し上がりますか?」


主人「それ聞いた後だと怪しすぎて食えねぇわ!!」


メイド「大丈夫ですよ。 今回のは手作りです。 全自動とか半自動とかではありませんから」


主人「・・・信用ならないので遠慮させていただきます」


メイド「えぇー、美味しいのに〜」

祝11話!!

10話の時に言っておけなかったから今言いました。

修整すればよくない? とか言わないで下さい。

泣いちゃいます。

おかしなところ等がございましたら、指摘していただくか、手紙に書いて紙飛行機で南に飛ばして下さい。


このお話を気に入って貰えたら幸いです。

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