表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

布団の膨らみ

作者: こもり

どうもこんにちは〜

ある日気づいた。 それは、今日寝ようとベットに

向かった時だった。 布団が膨らんでいるのだ。


僕はビビリなうえ、弱っちいし、一人暮らしだから、

布団の中身を確認することが、できなかった。

僕は仕方なく、待つことにした。



……10分経っても膨らみは消えない。

僕は結構我慢強い方だと思っていた。


…が、いつまで経っても一向に消えない。

僕は、怖い気持ちと寝れない苛立ちで、ついに布団をめくってしまった。

























そこには、ギョロついた目の、彼女が居た。

「ぐひひヒヒヒヒヒヒ…………」


:それ:は、もう彼女でも人でも何でもなかった。


ただの、目をギョロつかせた全身ブツブツの気持ち悪い物体でしかない。


「待ってたよおおおおおおお!!!!!」


気持ち悪い。そう思った。それと同時に、驚いた。



…………だって彼女は、3年前に死んでいるから。

理由は、僕が振ったから以外はありえない。 


「あなたが私を振ってからずっと憑いてきてたんだよ

 おおおおおおおおお!!」


彼女に頬を触られた。

「くふふ…… ねぇ、一緒に逝きましょう?」



もう一度言うが、僕はヒビリだ。

だから、「無理だ。僕は君と一緒には逝けない。」



「だからさっさと一人で逝ってくれ。」と言った。


「……わかった。」









だけど、今気づいたんだ。彼女、死んでないよなあ……?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] え? 死んでないの?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ