布団の膨らみ
どうもこんにちは〜
ある日気づいた。 それは、今日寝ようとベットに
向かった時だった。 布団が膨らんでいるのだ。
僕はビビリなうえ、弱っちいし、一人暮らしだから、
布団の中身を確認することが、できなかった。
僕は仕方なく、待つことにした。
……10分経っても膨らみは消えない。
僕は結構我慢強い方だと思っていた。
…が、いつまで経っても一向に消えない。
僕は、怖い気持ちと寝れない苛立ちで、ついに布団をめくってしまった。
そこには、ギョロついた目の、彼女が居た。
「ぐひひヒヒヒヒヒヒ…………」
:それ:は、もう彼女でも人でも何でもなかった。
ただの、目をギョロつかせた全身ブツブツの気持ち悪い物体でしかない。
「待ってたよおおおおおおお!!!!!」
気持ち悪い。そう思った。それと同時に、驚いた。
…………だって彼女は、3年前に死んでいるから。
理由は、僕が振ったから以外はありえない。
「あなたが私を振ってからずっと憑いてきてたんだよ
おおおおおおおおお!!」
彼女に頬を触られた。
「くふふ…… ねぇ、一緒に逝きましょう?」
もう一度言うが、僕はヒビリだ。
だから、「無理だ。僕は君と一緒には逝けない。」
「だからさっさと一人で逝ってくれ。」と言った。
「……わかった。」
だけど、今気づいたんだ。彼女、死んでないよなあ……?