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霧内坂高校特殊戦闘科  作者: マス子
3/4

(ワケワカンネー)

(歩くのおっせー)

今の状況、

手繋がれて歩いてる、5階まで上がったかな?ここで俺は一つ気になることを発見

(性別不明だ…)

そう、こいつ藤 佳馬はギャル語使うかと思ったら広島弁を使い、次は大阪弁、見た目は男子でも女子でも通りそうな俺よりは少し高めの身長。短く切られた金髪に男子制服、黒い猫目は長い睫毛で縁取られてる。

だが爪は女子が好みそうなピンクのマニュキュアが塗られており、薄く化粧もしてる。髪につけられた赤いヘアピンがより女子力を上げるワンポイントアクセサリーだ。

(声も身体つきも中性的で、女子力高いのに男子制服でワケワカンネー)

しかも変に目立って、周りの生徒から変な視線を送られる…様々な感情の入り混じった微妙な視線から圧迫感を感じる。

「ジュンちゃん細いね、ちっちゃいね〜かっわい〜。生まれてくる性別間違えたでしょww」

(そりゃお前だっつーのめんどくせー)

口に出すのもめんどくさい…

テキトーに応答すれば、少しずつ佳馬の口数も減ってきた。

そんな佳馬の背中は構ってもらえず寂しい気持ちを嫌というほど訴えていた。


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