1/4
ゲームスタート⇔ゲームオーバー
〜プロローグと言うなの序章〜
いつもどうりの日常、
いつもとなに一つ変わらない平和な日常、
なに一つ変わらない君の笑顔、
僕にはそれだけで十分だった、
それだけで十分だった、十分幸せな日々であったんだ……高望み何てしなかったし、それ以上をも求めたこともなかった…ただ、ただこんな日々が、ずっと続いて欲しいとだけしか思ってなかったんだ……もしかするとそれが原因なのかもしれない……それこそが一番の高望みだったのかもしれない。
『返して、返して』不意に声が溢れる、、、もう手遅れだということは分かり切っている……だけど、それでも。
僕は必死に叫んでいた、掠れた声で
そんな僕を嘲笑うかのようにそれは僕を見下していた、、
”嗚呼なんて僕はこんなにも無力なのだろうか。何も出来ずこのまま終わってしまうのだろうか……それならそれでいいか…そうすればもう辛いことなんてないんだろうか……。
僕は最後に一言
”ゲームオーバーだね
そこからは途端に意識が途切れた………。