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過去と未来と現在と

作者: まよ厨

大切なものはスグにこの手からこぼれ落ちていく。


どんなに大切でも…必ず、いつかは落ちていく。


儚く、短い幸せも。


だから…いや、だけど…私は幸せだったことがいらないなんて言わない。


だって、幸せをくれたモノを忘れるのはその幸せをくれたモノに対する侮辱だから。


どんなに悲しい事でも受け入れて生きて行かないと。


それが私の心。


でも、寂しくて、悔しくて、苦しくてどうしようもない…。


それは心の痛み、体の痛み両方。


私の心はとても脆い。


いや、人の心も動物の心も脆いんだ。


だからこそモノはモノを支えにする。
















最後の記憶…


「死なないで!お願い!目を覚まして!」


そこにアルは…大切だった人


「なんで!?私をおいてみんな先に行くの!?」


それは過去への慟哭…


「もういや…みんなみんな…」


それは…諦め


「どうして?もう…好きになるのは…大切を作るのは嫌なのに!」


それは一筋の希望


「全部全部…温かい…」


それは、終わりの時


「こんなに幸せだって早く気付けば…」


それは戻れない一線


「どうして私はここに居る?」


それは…


それは…私を必要としてくれるモノが居たから










そして…いま私はここに生きている。


今日を噛み締めて。


あなたの隣で…




「だーい好き!!」

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