第4話『折り返しの地図』
お母様、あたし、絶対にやり遂げます。お母様の悔いの残らぬように・・・
「さってと、まずどこに行く?」
「・・・」
セシルの質問にアリアは疑問をもってしまった。
本当に一緒に行く気なの・・?
けど、一人よりは二人のほうがはるかに有利なわけだし・・アリアは黙ってついて行くことにした。
「なあ、聞いてる?」
「わっ!!なに!?」
セシルが突然アリアに顔を近づけてきたので彼女はびっくりした。
「だから、話聞いてた?俺の。」
「き、聞いてたよぉ!」
「んじゃ、何?」
「あの、どこに行くかってことでしょぉ??」
「あったりぃ!聞いてるんなら反応くらいしてくれよなっ!」
「はぁい。」
まぁ、いっか。
アリアは無理矢理納得し、そしてセシルに聞いた。
「んで・・どこ行く?」
彼はすぐさま答えた。
「アリアはどこ行きたい?」
「ん〜、とりあえずまずは情報収集をしなきゃねっ。それなら・・・ファリス国の城下ま・・!!」
と、アリアは言いかけ、そして訂正した。
「なんでもない・・」
すると、セシルは彼女の手を引っ張った。
「行こうぜ。ファリスの城下町に・・。いや、アリアの故郷に!」
彼女は必死に抵抗した。
「だ、だめよっ!帰りたくないものっ!!」
彼はその言葉を無視し、アリアの手をつかんだまま早足で歩き出した。
そして、言った。
「本当は帰りたいんだろ。いつまでも妙な意地張ってないでさ、」
そこまで言うとアリアが口をはさんだ。
「べっつに、意地なんか張ってな・・」
セシルはアリアの口をふさぎ、またも足を速める。
「いいから、魔王の情報収集のためだろ?そう思って行けば何ともないって!平気だから。」
そう言って、彼は微笑みかける。
「・・・」
アリアはその微笑をみて、しばらくきょとんとしていたがやがてにっこりと微笑み返した。
「うん。そうだね・・。」
それを聞き、彼は笑った。
ふぁー!疲れました。
久しぶりの投稿ですたw最近なかなか進まなくってねっ!!
んじゃ、また今度!