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Tips Cover Stroy 外伝〜追放された探索者〜

作品を作るほどではないので、外伝という形で作るぜ!


追放ものを書いたことないからわかんないっすね。書き方は…

「追放だ、エクスペリエンス。」


「ど、どうして!?」


「新しい前衛枠が来るからな。お前は不要だ!じゃあな!」


「ま、待ってくれ!」


そう言っても仲間たちは去っていく。

俺はエクスペリエンス。

前衛で基本職の剣士をやらせてもらっていたんだ。

ただ、俺より優秀な剣士だが前衛だかわからんが来るから追放されたのだ。


「嘘だろ…なんで…」


残るは剣と鎧のみ。

元仲間のカフェイン、シュガー、マドラー、スプーンは俺を見捨てた。

一人で探索となると大変な為、これからどうするか迷うな。


「とりあえず…他のパーティに入れてもらうか空いてる探索者と組むしかない。」


街でパーティーの申込みをしてもなかなか組んでくれる奴はいない。

コレには理由があり、剣士は飽和していたりするのだ。

近接系で初心者テンプレ職で剣士が溢れているため、重盾士タンカーとかのほうが誘われたり、加入申請が通りやすいらしい。


「職業変えるか…」


職業神殿のことハロワへと向かう。

何に変えようかね…


エクスペリエンス

剣士 Lv12

HP 60/60(+20)

MP 15/15(+0)

SP 36/36(+15)

ATK 71(+25)

DEF 52(+21)

INT 11(+1)

MND 22(+2)

AGI 45(+6)

DEX 8(+0)

CRI 0

LUK 15(+1)

ORI 11(+2)


ジョブスキル一覧


パワースラッシュ クイックスラッシュ ダブルスラッシュ フェザースラッシュ


スキル一覧


剣術5 索敵3 継承


俺には一人で戦えるほどのステータスはない。

説明の不明の「継承」というスキル以外は特別に何もない。

というより、その「継承」もなんかユニークなスキルらしいが、マジで使い方も不明なのでどうしょうもないというのが現状。

一人でも戦える職はないかね…

いや、組んでもらいやすい職にするのもありか…?

しかし、組んでもらえなかったらまた変えないといけないし、困るなぁ…


「おう、アンタ何に悩んでんだ?」


「あ、いやですね…」


たまたま近くで声をかけてくれた男に事情を話してみることにした。


「なるほど…俺がわかるのはお前は強い。」


「はっ?どういこと?」


「最近流行りの…いやなんでもない。とりあえず、俺はお前の継承のスキルの使い方を知ってる。」 


「なに!?本当か!?」


「あぁ、アンタ実はステータスが他の職や同じ職のやつより低いだろ?」


「何故それを…」


「簡単に言えばその一つのスキルは何かを極めるより色々と経験すると強くなるスキルなんだよ。」


「…どういうこと?」


「要はお前は生まれたときから一つの職業に絞ると弱く生まれた運命なんだ。しかし、他の職へ何度も転職すると強くなれる素質があるんだよ。ある意味最強だぞ?」


俺は驚愕を隠せなかった。

そんなことを言われたのが初めてだからである。


「嘘だろ、それは。」


「本当だよ。適当に何か職業にしてみ?お前の補正ステとか引き継がれるぞ。」 


「わ、わかった、行ってみる。」 


「俺もついていくよ。」


職業神殿へ一緒に行ってもらうことに。

とりあえず、汎用性がありそうな回復も出来る「神官剣士」になってみることに。


「ほれ、見てみ。」


「お、おう。」 


エクスペリエンス

神官剣士 Lv1

HP 71/71(+25)

MP 25/25(+11)

SP 55/55(+21)

ATK 82(+36)

DEF 71(+28)

INT 25(+7)

MND 28(+7)

AGI 55(+8)

DEX 23(+5)

CRI 1(+0)

LUK 25(+11)

ORI 15(+2)


ジョブスキル一覧


パワースラッシュ クイックスラッシュ ダブルスラッシュ フェザースラッシュ

ヒール プロテクト キュア


スキル一覧


剣術5 索敵3 継承


「なっ…Lv1にしては高いな。しかも、ジョブスキルも継承されてる!?されないんじゃ!?」


「それがお前の強さだよ。お前は低レベルで何回も転職すればやばいステータスになれるよ。1次職からでもいいんだが、それだとレベリングがだるくなるから納得するまで低レベルでやってみるといい。」


「こんなの…最強だろ!!」


「そうだと言ってるんだがなぁ…」  


「ありがとう!アンタの名は?」


「名乗るほどじゃないよ。」


「じゃ、じゃあ!職だけでも!」


「コードシーカー…探索者系シーカーだよ。」  


「そうか…アンタみたいな最強のシーカー系になるわ!!」

 

「別に最強じゃないよ、この系統は。一人でも戦える上に汎用性があるだけだ。」  


「!?そうか!ありがとう!ありがとう!」  


俺は溢れんばかりの涙を流す。

この人のおかげで光が見えたのだ。


「やっぱり名前を…あれ?」


気づけばいなくなっていた。

そして、彼は探索者系シーカーでトップクラスの探索者になることになる。

その名は「最強の探索者系シーカー、エクスペリエンス」と。

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