一般探索者の一コマ
一般探索者の一コマです。
誠実なる者の迷宮 B3F
「せい!」
剣士は剣を振り下ろし、ウッドマンを倒す。
「ふぅ、一人でやるのはつれぇな。」
彼は初心者級である。
最近、昇格戦で新人級に昇格したばかりである。
どこまでいけるか一人で挑戦していた。
「そろそろ、さっき休憩ポイントまで行くか。ここ迷宮はどこまであんのかね、ほんとに。」
倒したあと、ウッドマンの指輪が落ちていた。
「ま、まじか!?使ってみよ。」
ウッドマンの指輪を装備し、使ってみた。
そうすると、ウッドマンが現れる。
ウッドマン Lv5
HP 50/50
MP 15/15
SP 20/20
ATK 28
DEF 63
INT 30
MND 15
AGI 8
DEX 6
CRI 0
LUK 5
ORI 0
そこには木人がいた。
「おぉ、ウッドマン俺の話がわかるか?」
「ウゴっ!」
「おぉ!?すげぇな!ウッドマンよろしくな!何ができるんだ?」
「ウゴっ!ウゴゴ!」
何言ってるかは断言は出来ないが、多分あんまりないって言ってるぽいな。
「ウッドマン、魔法使える?」
「ウーゴ!」
ウッドマンは手でバツマークを作っている
「そうか、なんかSP使う技は?」
「ウゴゴっ!ウゴ!」
手で丸を作っている。
「使えるっぽいなこの反応。何ができるんだ?」
そうっすね、念話ですわ。
「え?今の?」
そうっすね、あとこれ使う度にSP1使います。
「腹立つ喋り方してんなおまえ。まぁいいや、でも意思疎通出来るのはいいな。ちなみになんでお前ってそんなDEF高いの?」
木なんで、察してくださいよ。あと、まぁマジな話するとウッドマンはDEF高い状態で殴りに行けば勝てるかなって思ってるんで。
「そうか、まぁいいやこれからもよろしくな!」
「ウゴ!」