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産まれていた我が子複数に父乳を飲ませた後、領主サーマモンの一家に別れを告げて次の街へ移る。の、前に巡幸列車ワンスアポンアタイムの腹ごしらえだ。
シュバルツバイスの名産はアングラモンスターのようなエンターテイメント産業だけではない。鉄と石炭によるインフラ産業こそがそもそもの根幹。かつて王国の地下に一大帝国を築いたほどなのだから。
なのでその名産である良質な鉄と石炭をワンスアポンアタイムにバリバリ食べさせてご機嫌を取る。普段と食い付きが違うぜ。鮮度の関係もあるのかね?あるいは故郷の味ってやつか。
未来の技術を秘匿する過去の遺物蜜蜂薄荷と悪魔に魂を売った冬蕗による合作、人造アングラモンスター《蒸気機関車》。
いつかの過去生の俺が生み出しそして繰り返しこの時代に居座り続ける現在の異物コンビ、蜜蜂薄荷の始祖リボルバーと冬蕗の領主サーマモン。こいつらが揃うとこういうとんでもないものを生み出してきて困る。これが無食子と蜜蜂薄荷とかだと倫理的にはセーフなものを持ってくるんだがな。まあそちらも戦争につかったりしてるが。
「これもまた、私たちの子だね我が神」
「そうですね。僕と我が主の子です」
おお、サーマモンとリボルバーがバチバチヤってる。てかリボルバーいたんだな。
「実は機関室でずっと世話をしていました。新しい技術はどんな不具合が発生するか未知ですので」
「これだから技術屋は。ジェットコースターは機械ではあるがれっきとした生命体。生き物はケガや体調不良を隠すこともあるんだよ」
サーマモンがそういうとやっとこを持ってジェットコースターのそばへ。む、ジェットコースターの足に何かの破片が刺さっている。無理して走っていたのかこいつ。
「いやはや、バレてしまいましたか。お恥ずかしい」
「ジョナサン!少しでも不具合があれば報告しなさいとお母さん言ったでしょ」
「リボルママ。男とは見栄を張る生き物なのです。あとマモンママ。私をダシにママ同士で鞘当てしないでくださいね。そういうの子どもは敏感だからね」
「ぬぐ。すまないジョナサン」
なんか諭されてる。てかワンスアポンアタイム、愛称つけられとんのかい。どこから来たんだよジョナサンは。
「おいワンス」
「何でしょうかパパ」
あ、俺がパパなのか。そりゃそうか。まあ認知しておくか。全員我が子だからな我が宗派。
「蒸気機関車ってメス個体いねぇの?紹介してくれよ」
「個体数少なくて生産追い付かない段階で人型の同胞を作る余裕はありませんよ。しばらく我慢してくださいパパ」
ぐぬぬ。諭された!