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周りからの視線 理不尽と辛い日々の始まり



いよいよ入学式前日久々にネオはウィードさんと再開した

 

「大きくなったなネオ、連絡くれないから心配したんだぞ、入学おめでとう本当に嬉しいよ」


「心配までしてくれてありがとうウィードさん

俺は大丈夫だよ!」


「そうか、それなら良いんだがこれからもっと辛いこともあるかもしれないそんな時はいつでも帰ってきて良いからな」


「分かったよ、ありがとね」


その日はウィードさんの奢りで久々にレストランで食事をするのだった



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

入学式当日

ネオはソウル学園に行くなり様々な人にジロジロの見られた

その中にはヒソヒソ声で愚痴を言っている人もいた


「なんであんな子が入れてるの?」


「どうせ1番下のクラスだろ」


「きったね、まじで3年間関わりたくないよな笑」


「さっさと学園辞めねぇかな」


入学式は最悪な形で幕を閉じたのだった

そしてクラス分けが発表された

ソウル学園では学力、ソウルの使い方ともに優れている人がAクラスそれからB.C.D.クラスと続き

1番下にEクラスだ

もちろんEクラスには普通の人なら入らない

ソウル学園はあくまでも学園いくら頭が悪かったり素行が悪くてもソウルの使い方が上手だったりすると合格できるのだ

その様な人達がEクラスに集まる

ネオは学園のない自分はEクラスだろうと思っていた、しかし掲載されていたクラス分け表には


ネオ <Bクラス>


ネオ自身も驚いた


「俺がBクラス?!?!」


すると隣から爆音が聞こえた

すると恐らくReinforcement系統のソウルを使うであろう生徒が壁を殴って壊していた


「なんでこんな見た目も気持ち悪くて充分な教育も受けれてない社会のゴミの様な奴が俺より上のBクラスなんだよ!」


そういうと突然ネオに向かって


「お前、いったい何をした?金か?金を使ったのか、最低だなお前自分の実力で合格しろよ」


「何を言っているんだ?僕だってBクラスだということに自分でも驚いているんだ

それに僕はちゃんと実力でら合格したさ!」


するとこの壁を殴った生徒はそれが信じられないのか


「おい、みんな聞いたか、コイツ認めねぇぞ不正入学したくせに、最低だなお前みたいなやつの居場所ここにはないぞ」


「そんな言葉誰が信じると思ってんだよ」


ネオはソウル学園に入学する人は流石に街の人達の様な性格の人達はいないだろうと思っていたしかし、


「おい!お前不正入学なら今すぐ出て行けよ!」


「そうだよ!お前みたいなやつと同じ環境で学習なんてやってられるか!」


「まず同じ空気すら吸いたくないんですけど笑」


現実は残酷だ


ネオは入学早々に不正入学をした最低な生徒というレッテルを貼られた


その後それぞれのクラスの教室に移動し自己紹介をするのだが

ネオの所属するBクラスでは早くもいじめの様な光景があった


「初めましてネオです、しっかりと学園で勉強をして人として成長できる様に頑張りたいです

友達も欲しいですよろしくお願いします」


その自己紹介を聞いた周りの生徒からは


「お前みたいな不正入学者と誰が友達になりたいと思うかよ笑笑」


「そうだよ!笑笑てかお前臭くね?きったねぇ〜」


「早く教室からでてけよ〜空気が汚れる」


みんなか好き勝手言ってくるのをネオは黙り込んで聞くしかできなかった

ネオはいつも1人対多数の状況に持ち込まれて周りから暴行やいじめを行われていたため

似た様な状況になるとどうしても体が動かなくなるのだった


(結局ここでもこんな扱いか)


席に着くなり周りからはクスクスと笑い声とともに罵詈雑言が聞こえる

すぐに辞めてやりたいけど、せっかく命をかけて得たお金で入学した学園、辞めるわけにはいかない

もう泣きそうだった

すると後ろから肩を叩かれた

また愚痴か!もう聞きたくない!と思いネオは


「なんだよ!まだ何か言ってくるのか!」


と思わず言ってしまった

しかし帰ってきた言葉は思いがけないものだった


「俺の名前はシゲムラって言うんだ

シゲで良いぜ!迷惑だったか悪りぃ」


驚いた、坊主で野球部!といった様な風貌の少年はネオに仲良くなる為に声をかけてきたのだ


「お前俺が今周りから無茶苦茶罵倒されてたの聞いてたのか?俺不正入学者とか言われてるんだぞ?」


「そんなものお前しか分からないだろ?

俺には不正入学したかどうか分からないし、ここの学園の先生は不正入学を見過ごすほどのマヌケじゃないと思うし!

お前友達が欲しいんだろ?俺も同じだよ!だから友達な!」


「お前グイグイくるな、まぁ、嬉しいよありがとう」


ネオは平静を、装っていたが内心凄く嬉しかった

なにせ初めてクラスに友達という存在ができたと実感できたのだから


その後様々な生徒の自己紹介が行われた


ショートカットでReinforcement系統の生徒が学級員長となり

ネオは生物係になった


その後担任が自己紹介をしクラスのみんなによろしくと挨拶をしたが

その時に


「このBクラス19人力を合わせて頑張ろう!」


と言ったのだ


Bクラスはネオを、合わせて20人だ


ネオは気づいた


この担任は自分のことを生徒として見てくれていないと、


次の日からネオの辛い日々が始まった




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー入学編は、まだしばらく不遇が続きます

クラスメイト20人の生徒の詳しいソウル系統や名前までどこかで記すことができたら良いなと思っております!


明日は朝早くから部活のため忙しい日になるな、と思いながら今日分の内容を書いてました!


本日も、アクセスありがとうございます!

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