ネオとの出会い(カナ目線)
私は普通の社会人です
小学校低学年の頃にソウルが発現しshape系統だという事が分かったのですがソウルを使う事が得意ではなかったし、shape系統であっても何でも具現化できるわけではなく、具現化したい物の内部の造りや素材などが明確に分からないとうまく出来ないのです
なので私が銃を具現化しようとしても外見はイメージできたとしても弾丸が発射される構造は理解できていないため、撃つことのできないモデルガンができるというわけです
だから私は小中は公立に行き高校はソウル学園には行かず普通の高校へ通いその後大学を出て今、役所に勤めています
そんな私が生まれ育った街には昔から近くな、と言われている人がいます
その人はネオという名前らしく見た目もとても汚いらしいです
なんで近づいたらダメなのか親に聞いたことがあります、すると
「あのこはソウルすら使えないし親もいない、きっと呪われてるのよ、貴方にもそれがうつるからダメなの」
と言われました
今時呪いって、なんで思いましたがネオという人と話した事なかったので何とも言えませんでした
そんな私は毎日swsだけを楽しみに生活していましす
ある日sws内で新作ゲームが出るという事で
早く帰りたくて急いでました
近くで怪我をして泣いている子がいたのですが
私はどうしても早く帰りたかったので素通りしてしまいました
すると後ろから
「どうしたの大丈夫?」
という声が聞こえたのです
その人は腕に傷痕がたくさんありました
ケンカとかで付くようなものとは思えないほど
ひどかったので今でも覚えています
しかもその人はその後ソウルを使ってその子の傷を治してしまったので驚いてしまって余計印象に残っています
こんな素晴らしい心の人もいるのだなと
思っていたらその子の親らしき人が来ました
お礼を言うのかな?と見守っていたらその親は
傷だらけの子を罵倒し殴って帰ったのです
私は何てことをする親なんだ!と思いましたが
その親がなんで言ったのかをよく考えると、あぁなるほどこの傷だらけの人がネオという人なのかと初めて分かりました
親が近づくなと言っていたぐらいだから
どんなに酷い人なのかと思えば
自分よりもよっぽど優れた人で、殴られても、やり返すこともしない
優しい人なのになぜ嫌われているのか
不思議だと素直に思いました
そして無数の傷は恐らく毎日このような仕打ちに遭っているのだなと思わせるものでした
ネオ君に声をかけようと思いましたが周りの人の目が怖くてその時私は話しかけることができませんでした
家に帰るとその後悔ばかりが募ってswsのことなんかどうでも良くなっていました
次の日役所に出勤しいつものように色々なお客様のお手伝いを出来る様に頑張っていると
ソウル学園に入学希望
という方が私の元に来ました
その方とはネオ君でした
年齢が15だという事に私は驚いたのと同時に
こんなに若いのに辛い思いばかりしているのだなと思うと、守ってあげたくなりました
ネオ君の目は今まで見てきたお客様の中で1番暗く希望の見えないといった様な感じでした
書類を渡し書いてもらっていると両親の連絡先の欄で困っているのを私は見守っていると
昨日も力になれなかったのに、今日も力になれないのかな、
そう思うと居ても立っても居られなくなって私の番号を書いていいよ、と言ってしまいました
するとネオ君は驚いた顔をしてました
あの可愛い顔は今でも忘れられません
その後彼の電話帳に私の番号を登録させちゃいました
たとえケンカなどでは彼を守れなくても
相談とかには乗ってあげたいと思い教えたのですが、それから入学試験の日までほぼ毎日電話をしてました
その中で分かったのですが彼は本当に良い子で心優しい人です!きっとこれから良い事があるよ!
入学試験も合格したらしくこれから入学らしいです
良いお友達ができると良いな
がんばれネオ君!
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今日はなんとか時間内に投稿できました
色々な方の小説を読ましていただいているのですが皆さん文にするのがお上手で本当に尊敬するばかりです
そんな中、昨日初めてブックマーク登録されていることに気ずきました!こんな初心者の小説を登録していただき本当にありがたいです!
とりあえずこれで一章は終わりです!
2章からはソウルを、使ったバトルシーンや新たなヒロインseeについてなども書いていきたいと思います!
本日もアクセスありがとうございます