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ソウルクラッシャー 〜不幸な主人公は傷つきながらも人を助ける〜  作者: ミクツ
一章 入学までの道のり編
6/15

初めての希望と感情


腕などにも傷痕を、負ったネオは長袖が手放せなくなってしまった


たくさんの傷を隠すようにしてネオは役所へ向かった


役所につくなり自動ドアを通り中の待合室で自分の順番を待っていた


「ネオ様6番のカウンターへどうぞー」


黒の長髪で綺麗な黒い目をした美人なお姉さんがネオの手続きの手伝いをしてくれた


「今回はどのような御用件でこちらにいらしたのですか?」


「ソウル学園の入学手続きでこちらにきました」


「なるほど、それではこちらの書類を書いて戴きます」


ネオは名前を書き住所も書いたが保護者の欄だけがどうしても書けなかった


両親はどちらも死んでおり1人のため

両親の連絡先もない、しかしこれを書かないと入学はできない

ネオのペンが止まってしまった

すると


「080-****-****と記入してください」


「え、これは誰の電話番号ですか?」


「そちらの電話番号は私のものです」


ネオはとても驚いた

自分がこの街で嫌われていることを知っているはずなのになぜ助けてくれるのか


仕事だから、と言えばそれまでだが理由が気になったネオは聞かずにはいられなかった


「僕がこの街で嫌われているのは知っていますよね?なぜ僕を助けてくれるのですか?あなたには利益がないのに」


「私も昔は周りに合わせて貴方のことを嫌っていたかもしれません、でも昨日私は見ました、小さな子供の傷を治してあげている所を、

貴方はその子の親に殴られようと仕返しをすることはなく、小さな子に手を振って帰っていきましたよね


そんな姿を見ると、どうして私はこんなに良い子を嫌っていたんだろうって気持ちになって、、

今まで助けてあげられなくてごめんなさい」


初めてだった誰かに謝られるのは

ネオは直ぐに頭を上げるように言いお礼を言った


「僕なんかのためにありがとうございます

初めて誰かに謝られました、不思議ですねなんだか僕を信じてもらえた、みたいで嬉しいです」


「そうですか、本当にごめんなさいね今まで

何か困ったことがあったらその電話番号に電話して、いつでも相談に乗ったりしてあげるから

今度は助けてあげるからもう1人で悩まなくていいのよ」


そう言割れるとネオは泣きそうになってしまった

しかし、16にもなって綺麗な女性の前で泣くのは恥ずかしいと思い、必死に堪える


「はい!ありがとうございます!

困ったら電話させていただきます!」


「うふふ、そんなに嬉しいの?

私の名前はカナよこれからよろしくね」


「改めましてネオです!よろしくお願いします」


そういうと書類を書き終え入学金やその他諸々


約10万円ほどを払い役所を後にした


100万円は残り90万ほどになった


その日の夜2人は早速電話をした


「すいませんカナさん夜遅くに迷惑でしたか?」


「ううん全然大丈夫だよ!どうしたの??」


「いや、特に相談したいことは無いんですが初めて電話帳に人が登録されたんで嬉しくて、、

すいません、しつこくて」


「全然いいよー!そっかー私がネオ君の電話帳第1号か〜、ちょっと嬉しいかも!」


「嬉しく思ってもらえるなんて光栄ですよー」


「ネオ君は気づいてないかもしれないけど君はとても良い人だよ?ところでネオ君ってお金が全くなかったって話し聞いたんだけど、どうやって入学金とかのお金稼いだの?」


ネオはカナさんがtop Tokyoなど、この街のヒーロー的クランの裏の闇に首を突っ込んで危ない目に遭ってもらいたくなかったので

ドグとペインから貰ったとは言えなかった


「ちょっと魔獣退治を頑張りまして、、、」


「そっか、お疲れ様

でもネオ君いつも傷ついてるイメージあるから

自分を大事にしてね?」


「ご心配ありがとうございます」


2人はもうしばらく話し込んで夜遅くに眠りにつくことになった


その日ネオは久しぶりに明日に対する希望が見えた気がした


1ヶ月2ヶ月ほど、このようなカナさんと話す日々が続きとうとうソウル学園入学の日を迎えた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本日は予定が立て込んでおり更新が予定時間までに出来ず、内容も少ないものとなってしまいすいません

次の投稿はがんばりたいと思います!

ストックを作ることが大事だなと思いました

ストックを作る時間があれば良いな


本日もアクセスありがとうございます

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