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ソウルクラッシャー 〜不幸な主人公は傷つきながらも人を助ける〜  作者: ミクツ
一章 入学までの道のり編
4/15

拍車をかける狂った歯車


ネオは金髪のイケメン男にtop Tokyoの本部へと向かう道の途中で金髪のイケメン男の名前を教えてもらった

「ペイン」と言うらしい

ペインはネオに聞いた


「君はこの街の人々に嫌われていたらしいけど助けてくれる人はいなかったの?」


「ウィードさんって言う施設の人は僕のことを大事にしてくれていたけど8歳の頃からあまり話せてないかな、その人以外とは現実世界ではほとんど友達や助けてくれる人はいません」


「そっか、君も大変だったね、」


心配したような口調だったがケインは口を隠すようにしてにやけていた


しばらくするとtop Tokyoの本部へとついた

top Tokyoはこの街の上位クランと呼ばれるAランククランだそうだ

その施設の中に連れて行かれるとボス?に挨拶をするように言われた

奥の部屋に通されるとそこには中肉中背でおかっぱ頭の本当にボスなのか?と言う感じの人が立っていた

「ペイン君その子はなんだね?」


「こいつはついさっきそこの森で魔獣退治をしていたのですが大変面白いソウルの使い方をするものでして興味を持ち本部に連れてきました」


「ほう、それでどんな使い方なんだ?」


「今からお見せしますね」


ネオは何を言っているのかすぐに理解した

その場から逃げようとしたがもう遅かった

足にはいつのまにか地面から飛び出してきた鎖が巻きついていた


「ペインさん!どういうことですか!?」


「ごめんね、君ネオって名前なんだろ?流石に僕でも知ってるよ、幼い頃から両親を失ってソウルも使えず街の人達からも嫌われていたネオだろ?」


「うれせー!!」


「きみは父親にも捨てられて街の人たちにも捨てられる運命なんだよ」


ペインは喉を鳴らしながら笑っていた


「だから、うるせーっていってるだろ!俺にはウィードさんがいるし、いつか友達もできるって信じてるんだ!」


「まぁ、そんなことどうでもいいんだよ君が信じようと、信じまいとね

本題はこれからだ、ボス今こいつのソウル系統をお見せしますね」


「早くやりなさいペイン君」


ネオは必死に足を動かすが鎖がびくともしない


「僕はshape系統のソウル使いでねその鎖はソウルで作ったものだからちょっとしたことじゃ壊れないよ、まぁ僕尖ったものを作る方が得意なんだけどね」


「うるせー!そんなこと知るかよ!早く鎖を解けよ!」


「うるさいなぁ、すぐ終わるさじっとしててよ」


そういうとペインは剣を作り出した


「見てよこの刃先!凄いだろ、この尖り具合が最高なんだよね!どれだけ凄いか知りたいかい?

身体で体感して感想聞かせてよ」


大きく振りかぶったペインはそのまま剣をネオに向かって振りかざす

鮮血がボスの部屋の床や壁に飛び散る


「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」


「ひゃっひゃっひやっ、なんだいその叫び声、滑稽にも程があるぞ、ほらさっき森でやったみたいに治してみなよ!早く!早く!」


意識を集中させるネオだがひどい痛みのせいで上手くいかない


(殺してやるこいつら絶対殺してやる)


「おい!早くしろよ!ボスがお待ちだぞ!

お前このままだと死ぬぞ?本当にいいのか?」


気づけば服は真っ赤地面は血だらけであった

(やべぇほんまにこれ死ぬぞ、集中集中集中集中集中)

 生きたい

ただその一心でネオは身体を治した


「はぁ、はぁ、はぁ、なんとか治った」


しかし胸から腹にかけ大きな傷ができてしまった


(この傷は一生残るな、コイツら絶対殺してやる)


「見ましたかボス?こいつ見たこともない回復系のソウル系統なんですよ!」


「ほう、お前確かネオと言ったな?」


「急に斬りつけてきたと思ったらなんだよ名前なんか尋ねてきて、とりあえず一回お前らのことも斬らせろよ」


「お前今自分がどんな立場に置かれているのか分かっているのか?まぁ、いい俺の名前はドグ

俺はな有名な4つの系統の中ではrelease系統だが少しだけ工夫をしててな」

そういうとドグは手のひらから液体のようなものを生み出した

それが手のひらから溢れ床に落ちると床が溶け始めた


「見たかい?これが僕のソウル、まぁ名づけるならUnchangeableかな?その液体は毒系にもできるし酸系にして溶かすこともできる

まぁこのソウル使い方の器用さは才能かな?きゃっきゃっきゃっ」


「流石ドグさん!レベルが違う」


そういうとペインはネオの手にも鎖を巻きつけた


「ドグさんこいつどこに連れて行きますか?」


「あぁ、まぁ地下の実験室にでも連れて行け

そこからどうするか決めよう」


「離せよ!お前ら!痛ぇだろうがよ!」

(何がAランククランだこんな人を勝手に傷つけるような奴らが上にいるくせに)


しかしそんなネオの言葉や想いが聞き入れられる訳もなく無常にも地下に連れて行かれるのであった



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読んでいただきありがとうございます

色々書きたいことは浮かんでいるのですが上手く文で表せません、難しいですねやはり

ご指摘や、誤字があればご報告ください修正及び参考にさせて戴きます

swsはしばらく出てこないです、多分

主人公不遇しばらく続きます



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