訓練2
1時間目の訓練のが始まった
今日ら一対一の対人戦で個々の実力を図るらしい
アツシ先生が注意事項を全員に伝える
「昨日も言ったがこの戦闘用服はダメージを軽減するので精一杯力を発揮すると良い
まぁ、ネオにはないがな
それと、武器はこの訓練場に常備されている者なら何を使ってもいいぞ
それではみんなが実力を発揮できるように検討を祈る」
ネオはサバイバルナイフの様な者を手にしてこの対人戦に挑もうとした
「ネオ君〜そんな武器で大丈夫なの?〜
銃でもあったらよかったのにねぇ〜笑笑」
「なんだよ急に話しかけてきて、僕は君の名前も知らないんだぞ」
「そっか、なら教えておくね!僕はジンソウル系統はrelease系統だよ
ねぇ、僕と対人戦やろうよ!」
「どうせ僕が弱そうだから勝てそうって事で挑んできたんだろ」
「んふふ、まぁ図星かな笑笑」
前髪が目までかかっていて根暗そうな男子ジンとネオは一対一をすることとなり
訓練場にある対人戦用のステージへと移動した
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「只今より一対一の試合を始める
ステージ上からの退場または戦闘不能に陥った場合に敗者と決定する!両者構えて!」
「なぁなぁどっちが勝つと思う?」
「どっちのこともあまり知らないけどネオは回復しかできないんだからジンって人だろ」
「そうだよねー」
「ネオ、ボコボコにされねぇかな〜」
生徒が見守っている中で行われる試合、結果予想は圧倒的にジンの優勢だ
「シゲ君、ネオ君大丈夫かな、また痛い思いするんじゃ、」
「そうだな、ネオ頑張れよ」
サキとシゲはネオを応援している
「それでは、、、はじめ!!!!!」
両者は間合いをとる
「ネオ君!僕から行かせてもらうよ!」
そういうとジンは指先にソウルを集中させる
「ハンドガン!!!!」
声とともに指先に集中させられたソウルがネオに向かって撃ち込まれる
ネオは避けようと思ったが想像以上に早く
脇腹をえぐられる
しかしネオは昨日腕を切られた時に気づいていた
技名らしきものを決めて声に出すことによって
より集中しやすくなりソウルが使いやすくなるという事に
「リペアヒール!」
そういうとこの前とは比べ物にならないスピードで傷口が塞がる
(いける!)
ネオはそう感じた
「やっぱりその治癒するソウル便利だよね痛みを感じる所以外は
でも僕の技ハンドガン、見ただろ?あれはね指先に高濃度に貯めたソウルを一気に発射することによって螺旋状の回転を生み出しとてつもない速さと威力で飛んでいくっていう技なんだ!
その姿が、さながら銃から発射された球だからハンドガンって名前にしたんだ」
「普通にすごく痛かったぞ」
「だろうね!僕の磨いた技の一つだもん!
でもね、僕この技だけならこの学園の入試に合格しても上のクラスに行けないって思ったんだよね
だから後いくつか技を作ったんだよ!」
そういうとさっきは人差し指先に集中していたソウルが、今度は5本の指先全てに集中した
「これなら絶対致命傷与えられるでしょ
マシンガン!!!」
今度は無数のソウル弾がネオに飛んできた
(この量は避けられないな、なら一気に突っ込んで自分のナイフの届く位置まで相手に近づいてその先で一気に全ての傷を治す方法で行こう)
ネオは身体にソウル弾を何発もくらいながら一気にジンに近づいた
「マシンガンはソウル弾の数が増えるかわりに威力と速さは落ちるとはいえ、流石にその痛みに耐えるのは気持ち悪いよ」
「痛みには最近なれたからね
オールリペアヒール!!」
全身の傷が一気に治り近接戦に持ち込む
(流石に全身一気に治すのは集中力が一気に削られてダルくなるな)
「ネオ君僕が近接戦苦手だと思ってない?実は近接もできたりして」
そういうと拳全体にソウルを集中させそれを一気に放つ
「ランチャーパンチ!!」
アゴにおもいっきり喰らったネオは意識が飛びかける
(やばい、)
すぐに意識を戻すが完全にジンのペースだ
なんとかしないと、そう思ったネオは行動を起こす
ナイフを右手に突き立て、一気に骨ごと断ち切る
『ぐぢゃぁぁボギボキグチャグヂャブュドゥ
ボトッ』
「痛いっっっっっっ、あぁぁぁぁ、」
断ち切った腕をネオはおもいっきりジンに投げつけた
「ネオ君!気持ち悪すぎる精神攻撃?いくら治せるからって、それはさすがに、」
「誰が精神攻撃なんてするかよ」
「どういうこと?腕なんか投げて来て」
すると投げつけたはずの右手がジンの首を掴む
「うぐっ!なんでぇっ!」
「君たちは何か勘違いをしていない?僕のソウル系統は回復をさせるものではない、修復をしたり元に戻したりすることができるといのが正しいソウル系統だ、つまり
reヒール!」
そういうとジンの首を掴んだ右手がネオの肘から先のない右腕に向かって飛んでいき
ジンの首を掴んだまま修復した
そして左手に持ったナイフをジンの首に突き立てた
「降参した方がいいんじゃない?」
「そうだね僕の負けだよ、」
静寂が一瞬訪れた
「そ、そこまで!勝者ネオ!」
あまりにグロく奇抜な戦い方に周りの生徒は唖然としていた
「ネオ君強いね君、僕は別に君を差別しようなんて思っていない、僕とも仲良くしてよ」
ジンの口から信じられない言葉を聞いたネオネオだが
「お前はソウル弾を容赦なく撃ってくるからな〜」
「勝負だから仕方ないじゃ〜ん!」
「そうだな」
仲良くしてくれと言われたのは3人目だ、ネオは嬉しくてつい口元が緩んでしまう
「よろしくねネオ君!」
「あぁ、よろしくな」
「ねぇねぇもっとネオ君のソウル系統見せてよ!」
「やだよ、痛いしあまり見せたくない」
「いいじゃ〜ん」
ネオは、ジンは見た目によらず無茶苦茶グイグイくるタイプの奴だ、そんなやつはシゲだけでいいのに、と思いながら辛い学校生活に少しずつ光がさしてきたとも感じていた
この前は投稿できずに、すいませんでした
今日は初めてのバトルシーンを書いてみました
あまり良いものとは思えませんが今後もっと上手く書けるようになれば良いなと思います
感想などお待ちしています
もしよければ書いていただけると嬉しいです
批判や、アドバイスのような物も大歓迎です!
今後の作品に活かしたいので!
今回もアクセスありがとうございます