家族の暖かさ
俺は起きる。
「ここは俺の部屋、俺の勇者生活は夢だったのか」
俺はベットから降りた、すると勇者生活でお馴染みだった長い黒髪が見えた。
俺は元は髪は短かったが、勇者生活をしている時は切るのがめんどくさく髪を切らないで長くなってしまっていた。長い髪を見た瞬間俺の勇者生活は夢ではなく現実であったことだと分かった。
「やっぱり夢じゃなかったんだな」
そして俺は部屋を出て1階のリビングに向かうため歩き出した。
リビングに着くとそこには美男美女がいた。俺はその2人にあいさつをした。
「おはよう父さんか「「一樹」」グフッ」
「「おはようじゃない、今までどこ行っていたんだ(いたのよ)」
そうこの美男美女はなにを隠そう俺の両親なのだ。
「いや~ちょっと攫われて監禁されてたんだ、でもやっとのおもいで脱出して近くまで帰ってきたんだけど途中で疲れて気を失ったんだ」
「そうだったのね、あなた5日間寝ているくらい疲れていたのね」
「えっ!俺五日間も寝てたの」
「そうだよ、もう起きないかと思って心配していたんだぞ」
「そうか2年近くも帰ってこなかったんだな・・・心配してくれてたんだな」
「「当たり前だろ(だよ)」」
俺のことを心配して帰りを待ってくれる人がいるのだと言われてうれしかった。
「ありがとう父さん母さんそして・・・ただいま!」
「「お帰り」」
いや~こういうときに家族の暖かさ感じますね。
次話もがんばります。