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第六話 岩をも砕け!戦士目覚めるとき、嘆きの叫びが天に轟く!!

「……うぬ」

 ガルーが目を開けるとそこに見えたのは見知らぬ天井だった。

「どこだ。ここは?」

 上半身を起き上がらせ、ガルーは周囲を見回す。窓からは日の光が射していた。今は昼頃のようだった。

(俺は確かバモラの街に向けて軍を率いてたはず……その後、オーガのゾンビに襲われて、そして奴に倒された)

 寝ぼけた頭を整理していくウチに次々と記憶が蘇ってくる。

「負けたのか、俺が」

 そしてガルーは自らの敗北をはっきりと思い出した。鼻が灼けるように痛むのも最後にもらった拳の痛みだろう。しかしガルーは生きている。普通のベッドに寝かされ、どうやら介護も受けているらしい。

「拘束もされていない。牢屋の中でもない。どういう状況だ?」

 と、そこまで考えたところで外から何かしらの音が聞こえていた。

 ガルーはベッドを降り、窓まで行くと、どうやら自分のいた部屋は二階だったことに気付く。そして声は下から響いていた。どうやらここはどこかの大きな館の中庭のようだった。


「許してください。それだけは」

「拳を握れ。まさか岩一つ壊せわけではないのだろう?」

 中庭にいるのは数十人の男たち。そして2メートル以上はあろう巨大な男、いや乳房が張っているから女であろうか、角の生えた巨大な女がいた。

「出来ませんっ」

「やれ」

 涙ながらの男たちに大女は絶対的な言葉を投げかけ、目の前に並んでいる、大人がどうにか運べる程度の岩に向かって己の拳で殴るよう促す。

 そして次々と男たちが岩に拳を叩きつけ、悲鳴が上がった。

「ふむ、軟弱だな。続けろ」

 大女は数人の男たちを見て、そう言った。その様子を上から見ていたガルーはその全身の上と下にそれぞれ薄布一枚しか着けてない大女を見て、その筋肉をどこかで見た気がした。

(あれは確か。そうか、バモラに来る途中で見た石像か)

 一度見れば二度と忘れられないような完成された肉体。石像を見たときは理想を思い浮かべて造ったものかと考えていたが、だが理想は今目の前にあった。

(……美しい)

 ガルーの頬が染まる。目の前にあったら思わず頬ずりしてしまいそうな、舐め回したくなるような完全なる美がそこにあった。

(あれに負けたのであれば止むなしと言うところか)

 ガルーは己の腹を見た。包帯が巻かれているが、ついた贅肉は包帯越しからでも分かる。オルト帝国に拾われて以来、ロクな修行を行ってこなかったツケが出ているのだろう。特にここ一ヶ月の生活の乱れぶりはひどかった。不摂生が己の実力を削いでいた。

 そんなことを考えていたガルーはいつの間にやら大女がガルーを見ているのに気付いた。そして大女は「続けろ。折れたなら瘉術師とやらに治してもらえ。そして続けろ」と無慈悲な命令を出しながら室内へと入っていった。


 そして(来るな)と思ったガルーの考え通りに、わずかな時間が過ぎた後、ドアが開いた。

「目が覚めたようだな」

 入ってきて大女が一言そういった。さきほどと同じ、胸と下腹部をわずかに隠しただけの下着姿で。

「ああ、どうやら治療をしてもらったようだな。感謝をする」

「気にすることではない。私が私の持ち物を気にかけるのは当然のこと」

 そう大女が言い、ガルーは己の立場を多少理解する。

「では俺の今の立場は何だ? 捕虜か? 奴隷か?」

「私の群れの一員だ。このアネモネ王国とかいう名の群れのな」

「アネモネ王国?」

(王国だと? どういうことだ?)

 ガルーの頭の中は混乱した。そんな名前は聞いたことがないが、だがどこか惹かれる自分がいた。

「アネモネ、それがお前の名か?」

 そして、ガルーがその中でも分かりやすく気になったことを口にする。

「そうだ。人の群れでは名前というものが必要なようだからな」

 大女はアネモネという名だとガルーは理解する。

「つまり、アネモネ王国というのが出来て、あんたがその王様で、俺はあんたの所有物ということか」

 そのガルーの言葉にアネモネは感心して頷いた。

「今の言葉でそこまで分かるとはな。頭の回転は悪くないようだ」

 普段、自分の頭のことなど褒められたこともない、むしろ頭の悪さをバカにされることの多いガルーはアネモネの言葉に若干照れた。

「下の連中はなんだ? うちの、オルトの連中も混じっていたようだが」 

「我が群れの戦士たちだ。戦士というにもおこがましいものだが」

 その質問にはアネモネは若干苛立ちの籠もった声で口にする。どうも軟弱すぎる人間たちに辟易としているらしい。


 ガルーの聞いた話では、昨日の戦闘でオルト帝国軍は壊滅。オーガゾンビに食われなかった僅かな兵たちはその場でアネモネへの従順を誓い、今はアネモネの私兵となったそうだ。そしてあの惨状である。外からの悲痛な叫びが木霊する。


「母は言った。筋肉とは破壊し再生させるのだと。あの瘉術師というのがいて良かった。壊してもすぐ治るからな」

 アネモネの言葉にガルーはかつてのヌマの傭兵養成所の失敗談を思い出す。確かに骨も治るが、何度となく瘉術で回復させるとスカスカの骨と貧弱な肉体になってしまう筈だとガルーは経験上知っていた。だが、それを口にして良いものかは分からないのでひとまずは黙っておくことにした。

「それにしても下の連中にしてもそうだが、良いのか? 俺はあんたらを襲おうとしていたんだぞ? こんな牢にも入れず、拘束もせずに、逃げたりしたらどうするつもりだ?」

「そうなれば狩りが出来る。下の軟弱共には良い経験となるな」

 ガルーの問いにアネモネが変わらぬトーンで返す。まったく迷いのない言葉だった。

「……そうか」

 ガルーもアネモネの性格に大体察しが付いてきたようで、そのまま納得する。その後ガルーはアネモネの参謀というか世話役のトリスと面会し、状況の説明、そして自分の今後について話を進める。

 現状においてガルーはオルト帝国に戻るという選択肢は早々に放棄していた。鳴り物入りでオルト帝国の将となっていたガルーだが、アネモネに負け、地に伏した自身を見返したとき、明らかに堕落しきった自分に直面したのである。俯瞰的に見た自分はかつてヌマの地で研鑽していた頃に比べて完全に腐りきった腐肉のような存在だった。ここで自らを鍛え直すのも良いだろうと思い、そして何よりあのアネモネという女戦士のことに興味が惹かれた。いやはっきり言えば惚れたのであった。後で思い返せばほかの理由などすべて後付けだとガルーは応えるだろう。あの女をモノにしたい。まるで少年の頃に見た初恋の女性を思い起こさせるような、そんな高揚感がガルーの男をそそり勃たせる。だが、あれは自らを打ち倒す強者のみを抱くと言っていた。今のガルーでは到底叶わぬ。ならば追い付くまで意地でも追いかけてみせるとガルーは考えていたのだ。

 怒張するそれをあの女に突き立ててやりたい。男としての原始のサガがガルーという男を支配していたのだ。



 ともあれ、なし崩し的に出来たアネモネ王国(アネモネ王国という呼称もトリスがそれとなく口にしたものをアネモネがじゃあそれでと決めたに過ぎない)だが、1つの街だけでは王国とは言い難い。


「群れを大きくする必要があるということか」


 目を細めて口にするアネモネにトリスが頷いた。それはアネモネが王国というものがどういうものかを尋ねたことから繋がった話だ。


 すでにガルーを倒してから一週間と経っている。アネモネは朝の稽古を終え、領主の部屋の領主の机に座り、併せて訓練を終えたガルーもその横に付いていた。


 現時点でトリスはオルト帝国にも組みせず、見捨てたジャカル共和国へ戻ることもできぬと考えている周辺の街にアネモネ王国への参加を呼びかけていた。王国とは大仰だが、現状の無政府状態が続けばキリイグ地方は荒廃し最終的にオルトかジャカルにもっとも最悪な形で編入するのは避けようがない。なお、トリス自身は今はどうなっているのか自分でもよく分かっていないが、このキリイグ一帯の冒険者ギルドを纏める支部長という立場だった。オルト帝国のギルド排斥運動を危惧している以上はオルトに組みするわけにも行かず、かといってジャカル共和国に戻るのも見捨てられた住民の感情的にも出来ない。ならばいっそ指導者を用意し、南方のリレイ王国を含む白銀同盟に編入するべきと言うのがトリスの狙いであった。

「はい、そうです。それでですね。いくつか群れがアネモネ王国に参加することを渋っているようなのでそれをどうするかということなのですが」

「襲うぞ」

 即答である。オーガにとって己に組みせぬ群れなど戦って強引に組み入れてしまえば良いだけのこと。その言葉にガルーが「え?」という顔をしたが、その手の返答に慣れてしまったトリスは、アネモネの言葉に沿って話を進めていく。

「分かりました。その際なのですが、相手側の群れのボスがアネさんにお話ししたいということなので、襲う前に一度会っては戴けませんか?」

「構わんが、その後は襲ってしまっても構わんのだろう?」

 襲いたいらしい。何しろアネモネはオーガの群れの中では大切に育てられていた箱入り娘のためガルーとの一戦以外に襲撃というものをしたことがない。なので機会があれば是非、襲撃してみたいと考えていた。

 その期待に満ちた目に重い気分になるトリス。

「ええ、必要があれば」

 とりあえずはそう答える。実際に襲われることでもあれば応戦こそしようが、トリスとしてはアネモネの姿を見て各街の指導者たちが考えを変わることを期待せざるを得ない。そしてトリスはアネモネの横にいるガルーを見る。

「それといくつかの街でガルー元将軍の処刑を望む声があります。それを群れに入る条件として加えているところも」

 これも無理のない話ではある。元々はジャカル共和国の工作が原因だとしても、住民とオルトの亀裂はガルーが街の人間を手に掛けたことが直接的な原因である。ガルーに恨みを抱いている者がいるのは当然のことだった。だがアネモネは首を傾げながら尋ねる。

「私の所有物を私以外のものがどうこう言う意味が分からんな。ならば奪いに来いと言っておけ」

 その言葉にガルーが顔を赤らめた。ガルーはもはやアネモネにメロメロであったのだ。トリスもその反応が来ることが分かっていたから、敢えてガルーのいる場で尋ねたのである。それにガルーには今現在は兵たちの指導に当たってもらっているが、指導されている兵からは嘆願書が上がっていた。内容は何があってもガルーを処刑や他に刑罰を与えて自分たちから離すような真似はしないでくれというものだ。これはガルーが慕われているから……などというものではない。現状ガルーが行っている訓練はウォーキス仕込みの地獄のような厳しさではあるが、彼らはそれでも自分たちを人間として扱っているガルーの指導は『まだ』耐えられると考えていた。それ以前のアネモネのそれは拷問に耐える訓練か、或いはオーガでも鍛えるかのような恐るべきものだった。そのくせ、指導するアネモネ本人はそれよりも遙かに厳しい特訓を目の前で行っているので文句の一つも言えやしない。何か言っても実践して「見ての通り簡単だろう?」と返ってくるのだ(これは、アネモネの中では最大限の優しさで接した言葉だ。本来は群れの長の方針に下の者が意見をすること自体がタブーである)。故に何よりアネモネのしごきに耐え切れぬアネモネ王国兵が、兵の教育係として就いたガルーがいることを望んでいた。


 そして、いくつかの渋った街、或いはガルーの扱いに不満を持つ街にはアネモネ自身が赴き、襲撃、もとい説得することとなった。

 その際にはオーガゾンビと、何故か懐かれたガルーと戦った際に死んだオルト帝国兵のゾンビも共に付き従った。これは戦力として連れていったわけではない。単純にアネモネ以外の命令は聞かないので、アネモネのいないバモラの街では止められる人物がいなかった為である。放っておけば恐らく三日ほどで街は壊滅すると思われた。

 アネモネとしてはあまり連れて行きたくはなかったのだ。だんだん腐り始めて臭いがキツくなっていたこともあり、感覚の鋭いアネモネは「臭いな」とため息を吐いていた。併せて世話役としてトリスと、バモラにひとり置いておくワケにも行かないガルーもアネモネに付き添うこととなる。


 その行脚を見た人々がどういう感想を持っていたかは言うまでもないだろう。文字通り絶句していた。そしてアネモネが立ち寄った街ではそんなアネモネたちの様子に呆然とし、半ば脅迫に近い形でトリスが襲撃をほのめかし(事実としてアネモネは実行するつもりだった)編入させたのである。途中のアルカンの街で一度囲まれたこともあったが結果はこれもまた言うまでもない。血が湧くように流れ、肉が踊るように周囲に飛び散った。そして帰り際にアネモネが「次も頼む」と嬉しそうに言うのを聞いて、街の臨時領主が泣きながら頷いていた。


 その後、二十八の街とそれに連なる村々を編入したことにより、ここにキリイグ地方を中心とした不死の軍団を従える狂戦士の王国が正式に誕生した。その知らせは周辺国へとすぐさま広がり、アネモネの名も瞬く間に広がっていくのであった。



  **********



 そしてアネモネ王国が建国されたのとほぼ同じ頃合い。ヌマ共和国にある闘技場、その下にあるウォーキスという武人集団の修行場で会合が開かれていた。

 その修行場は人工的に造られた人工洞窟で、かつてウォーキスの創始者であるヤマヒサ・タイチがたったひとりで、みずからの肉体だけで掘り抜いたものだと言われていた。そして会合はその修行場の更に奥にある武練の間、いわゆるウォーキス四天王と呼ばれる、この修行場の王のような者たちの集まる場で開かれていた。


「ガルーがやられたようだな」

 たった四席しかないその場の最奥の席に座る、老齢の男が口を開いた。

「フフ、アレはウォーキス四天王の中では最弱の存在。我らと名を連ねるのもおこがましいヤツではあったからな」

 老齢の男に対し、右に座る全身ピンク色の甲冑を身に着けた女がそう言った。その声は酷く高く、若くあろうと無理をしているような女性の声で、聞く者の神経を逆なでする何かがあった。その甲冑女の言葉に、入り口の横の壁に寄りかかった赤いキノコヘッドの長身男が同意する。

「だがたかが女ひとりに負けるとは、名ばかりであるとはいえ我がウォーキス四天王の面汚しではあろう」

 その言葉に老齢の男が頷く。

「確かにヤツは未だに並び立つものがいないからと仮初めに四天王に名を連ねていただけの愚物。奴が醜態をさらすのもそろそろとは思っていたが」

「今は怠慢によって脂肪がつき動きも鈍っていると聞く。そろそろ喰い時やもしれぬと思っていたところさ」

 そう言うキノコヘッドは歪んだ笑いを浮かべて舌なめずりをした。

「相変わらず趣味の悪い男ね」

 不快げに言う甲冑女にキノコヘッドが哀れんだ笑みを浮かべる。

「醜き豚を美しき私が喰らう。その相反する美へのアンチテーゼこそが我が愛の形、猛る想いを鎮める唯一の行為。所詮女には分からぬ話だ。ましてや男根すら持たずに女を愛するなどと抜かすうつけにはな」

 その言葉に甲冑女がガシャンと装甲を鳴り響かせて立ち上がる。

「たかだか棒ひとつで何を優越感に浸っているというのか。それに相手は女、ならば私の領分であろう?」

 キノコヘッドは甲冑女を見て「ダメだ」と即答する。

「あれは私が喰らわせてもらう。敗北し屈辱にまみれた獣人男の目の前であれを私が犯し喰らう。その時のガルーの顔を想えばこそ、その楽しみを誰にも邪魔をさせはしない」

 そして甲冑女とキノコヘッドがにらみ合う。だが僅かな間の後、甲冑女が溜息を吐いて一歩引いた。

「まあいいわ。私もたまには譲ってあげるわよ。ガルーちゃんがどうなるのか面白そうということもあるからね」

 そして甲冑女は席に座って膝を組む。キノコヘッドはそんな甲冑女の様子を訝しみながらも「フンッ」と鼻で笑って壁にまた寄りかかった。

 二人の様子を黙ってみながら、どうやら話がまとまったことと察した老齢の男がキノコヘッドに命ずる。

「では此度の制裁はマキャランに一任する。ウォーキスの名を貶めた男と、ウォーキスの名を汚した女を見事討ち滅ぼしてくるがいい」

 その言葉にキノコヘッドは真っ赤な舌を垂れ落としながら頷くと、ニヤリと笑って部屋から出ていった。


 そして残されたのは老齢の男と甲冑女。わずかな間の後、老齢の男が甲冑女に口を開く。

「よく譲る気になったな」

 老齢の男はさきほどは話が長引きそうだったので抑えた疑問を投げかける。その言葉に甲冑女が「たまたまよ」と返す。

「ま、マキャラン『程度』に負けるようなら、私が出るほどの相手ではなかったということだもの。果報は寝て待てとも言うでしょう?」

 甲冑女の返事に老齢の男がかみ殺すように笑う。

「マキャランを程度と言うか。相変わらず不遜な奴だな『人類の叡智を拳で語る女』ミセス・ジョセフィーナ」


 その老齢の男の言葉に反応し甲冑女が肩をふるわせた。その頭部の甲冑の隙間からはドギツイ血のように赤い口紅をひいた悪魔のような笑みがあった。


 ウォーキス四天王、彼らは相手が国であろうとも下がることない闘争に身を委ねた修羅の集団。一説によればヌマが王国でなくなったのは彼等がかつて自分たちを兵力に加えようとした王族を皆殺しにしたことで実質的に国が消えたためだ言われている。そして現在ヌマという国の中心にいるのはその当時の商人たちの集まりであると。そして今もヌマの支配者たちの中ではただ一言こう伝えられている。


『彼等に関わるな』


 真実として一騎当千である彼等を止められるものなどいないのだ。その不可侵の戦力の一角がアネモネの元へと向かいつつあった。


ウォーキス四天王は単にあのセリフを言わせたくて出来た存在。


今回は愛の巣造りの回。理想の王子様を待つための揺りかご造りと言うところです。あと恋愛小説であることを疑問視される感想があったので恋愛要素をやや多めにしました。

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