『異世界探偵』
p5、異世界探偵
■概要
異世界探偵、それは異世界で起こるあらゆる事件に対し、異世界的思考によって解決する存在。
常に優秀でなければならない。
常に冤罪を作ってはいけない。
常に完璧でなければいけない。
どんな事件にも具体的証拠に基づいた解決を。
それが異世界探偵のモットーである。
魔法警察局やギルド警察局とは異なり、公的な機関はないため、私人捜査によって事件を解決する。
探偵の多くは、第四都市〈ミステリア〉で活動している。〈ミステリア〉は都市の性質上、多くの事件が起こる都市であり、事件の大小を問わなければ一日千件の事件が起こる。
■事件難易度
事件には、解決難易度や種類に応じて階級分けがなされている。
・S級事件(長年解決していない未解決事件など。未解決事件は事件発生から時間経過があるため、解決の手がかりを見つけることが難しい)
・特A級事件(情報を与えられていない異世界での推理など)
・A級事件(主に殺人事件、殺人未遂事件など。主に緻密に犯行計画され、推理が難しい事件。また魔法が絡み、難解な事件)
・B級事件(探偵級と呼べるレベルの事件)
・C級事件(身近な事件よりも一段階上の事件。観察力や推理力が、一般人以上に必要)
・D級事件(身近な事件。一般人でも考えれば解決できるレベル)
■異世界三大名探偵
現異世界において、事件解決数、正確性、解決階級などに応じて総合的に判断し、最も優れていると評価された三人の名探偵。
・マリー=ド=ジャンヌ。
プロフィール《名門探偵一族ジャンヌ家本家出身。基本的に依頼を受けた場合にのみ探偵業を行い、常に彼女のそばにはジャンヌ家メイドが付き添っている。》
活動歴《10年》
累計事件解決数《1,293件》
→S級事件《120件》
→特A級事件《0件》
→A級事件《495件》
→B級事件《417件》
→C級事件《156件》
→D級事件《105件》
平均解決日数《1日》
正確性《96%》
(異世界歴3000年時点)
・御島才華
プロフィール《名門探偵一族御島家出身。御島家は、一人前の探偵への修行として、百の異世界を冒険し、事件を解決させる。見知らぬ異世界へ情報もなく転移するため、これまで何人もの人が命を落とした。だが彼女は百の異世界を攻略し、生きて帰った。
そのため、推理力だけでなく魔法戦闘に非常に長けており、対モンスターにおいても圧倒できる実力がある。》
活動歴《13年》
累計事件解決数《1,608件》
→S級事件《63件》
→特A級事件《687件》
→A級事件《240件》
→B級事件《156件》
→C級事件《213件》
→D級事件《249件》
平均解決日数《2.1日》
正確性《93.9%》
(異世界歴3000年時点)
・ベロニカ
プロフィール《性別不明。容姿不明。年齢不明。いつも現場に事件の推理を書いた紙だけを残す。》
活動歴《30年》
累計事件解決数《3,309件》
→S級事件《600件》
→特A級事件《1206件》
→A級事件《1134件》
→B級事件《369件》
→C級事件《0件》
→D級事件《0件》
平均解決日数《不明》
正確性《100%》
(異世界歴3000年時点)
■名門探偵一族
名門探偵一族の条件。
・一族から最低でも3人、S級事件を10件以上解決している者がいること。
・一族から最低でも10人、A級事件を20件以上解決している者がいること。
・一族に、S級事件を1件以上解決した者が生存していること。
以上の条件を満たし、名門探偵一族に認定されているのは6家である。
【名門探偵一族】
・ジャンヌ家
異世界三大名探偵マリー=ド=ジャンヌが在籍している一族。
ジャンヌ家は、子供の頃から名探偵になるための英才教育を受ける。常に日頃からメイドや執事が事件を意図的に起こし、解決させる。
ジャンヌ家には9つの分家が存在し、探偵として優秀と判断された13歳以内の子は、ジャンヌ家の養子となる。
・御島家
御島家は、探偵となる子を一人前の探偵への修行として、百の異世界を冒険させ、事件を解決させる。見知らぬ異世界へ情報もなく転移するため、これまで何人もの人が命を落としている。
・イザベラ家
半吸血鬼の一族。
・カトリーヌ家
初代当主ソフィア=スフィア=カトリーヌは、六百年前の異世界三大名探偵。異世界三大名探偵の枠組みは、この時代に初めてできた。
・アーデルハイデ家
かつて亡んだ国の王族。
・レベッカ家
初代当主レベッカ=レベッカは、六百年前の異世界三大名探偵。
【元名門探偵一族】
・ロレッタ家
脱獄犯により襲撃を受け、全滅した。
・エルフリーデ家
最後の生き残りであった少女は、氷雪地帯で行方不明となった。
・メリッサ家
現在では名門魔法家のひとつとなり、音楽と魔法を融合させた歌唱魔法を編み出した。
〉p6、異世界病院




