『魔法警察』
p4、魔法警察
■概要
魔法を使った、もしくは魔法が関連した事件の調査、解決を行う。
あらゆる魔法道具を駆使し、魔法による事件の犯人を導き出し、魔法世界の治安を維持する職業である。
基本的には魔法警察学校での教育を一年間行い、合格した者だけが魔法警察に就任できる。不合格だった者も、再度魔法警察学校で一年間学び、合格すれば魔法警察になれる。
魔法警察学校に通った上で、魔法警察総合試験に合格した者は、魔法警部補からキャリアを始める。
魔法警察は魔法犯との戦闘になることも多いため、冷静な判断力と戦闘力が求められる。
魔法警察の本部は第一都市〈ギルド都市〉にあり、支部は十二の都市と地域にある。
・第二都市〈ワルプルギス〉
・第三都市〈勇者宮〉
・第四都市〈ミステリア〉
・第五都市〈エルフガーデン〉
・第六都市〈スクール〉
・第十都市〈ラーガ〉
・第十六都市〈ナイトメア〉
・第二十一都市〈ゲーミア〉
・第二十二都市〈ラビリンス〉
・第三十都市〈マギカ〉
・氷雪地帯〈雪女の城〉
・五王国地帯〈白の国〉
その他都市や地域は独自に魔法警察に変わる機関が存在したり、治安維持を目的としない都市もあるため、そもそも警察機関がない都市もある。
■階級
【魔法警視総監】魔法警察総括者。
全魔法警察に対してあらゆる権限を行使できる。
【魔法警視監】魔法警察幹部。定員は13名。
魔法警察が持つ権利を個人の判断で自由に行使できる。また、魔法警察が管理する一級情報にも自由にアクセスでき、独自にチームをつくり、事件調査へ動くことができる。
【魔法警視長】魔法警察本部本部長、副本部長、管理総官。
【魔法警視正】魔法警察本部では第一管理官、魔法警察支部では支部長を務める。
【魔法警視】魔法警察本部では第二管理官、魔法警察支部では支部長、または副支部長を務める。
この階級以上から、現場での可能な権限を定める。
【魔法警部】現場に直接関わることは減り、担当しているチームの統率を行う。上層部から許可された権限を、部下にも行使可能にできる。
【魔法警部補】魔法警察総合試験合格者は、この階級から仕事を始める。キャリア組と呼ばれる。
使用可能な魔法警察専門道具の幅が広がり、戦闘の危険性のある場所へ向かうことが多くなる。
【魔法巡査部長】巡査に対して指導を行う。巡査は昇級試験に合格後、魔法巡査部長に昇級できる。
【魔法巡査】魔法警察学校を卒業後、この階級から仕事が始まる。
■魔法警察が持つ権利
【逮捕権】罪状のある者を拘束する権利。
【職務質問】不審な挙動がある者に対し、質問や所持品検査を行う権利。
【強制捜査】取り調べや家宅捜査などを行う権利。
【武器使用】犯人逮捕や逃亡防止のため、武器の使用が許される権利。
【交通取締】立ち入り禁止をしたり、交通の制御を行う。
【死刑執行】犯人の殺傷を許可する権利。
■過去の重大事件
・テレウォーター事件
600年前、ギルドによって魔法が大衆化されつつあった時代であるため、犯罪行為に魔法が使用されることが増えていた。
その中でも異世界を震撼させたのは、510年前に起こった、1000人以上の非魔法使いが溺死した事件である。
密閉された音楽ホールにて、突如出現した魔法使いが魔法によって大量の水を流し、1000人以上の非魔法使いを溺死させた。
犯人の痕跡は現場には残っておらず、魔法痕など、現在では主流となっている犯人追跡法もなかったため、犯人捜査は難航した。
それを解決したのは一人の発明家であった。
当時、魔法と機械の融合を実験していた機舟万乃が発明した属性識別マーカーによって、犯人の使用した魔法が水属性ではなく、未分類属性の魔法であることが判明する。
それにより、当時存在していた魔法の中から、未分類属性の魔法で犯行が可能な魔法をピックアップした。
ピックアップした魔法の内、実行が可能な魔法とアリバイを兼ね備えた人物は一人であったため、犯人は捕まった。
犯人の後藤乖離はワープホールの魔法を使い、現場に大量の水を流した。
この事件によって、魔法警察局が形成された。魔法警察が使う武器の多くが、現代で使われる多くの道具の基礎となっている。
・ヒグラシ騒動
当時魔法警部補だったヒグラシが犯人に襲われ、拳銃型の魔法キャンセラーを奪われた。その後、名門魔法家出身の者が次々と襲撃される事件が起こった。襲われた者は皆、突如魔法が使えなくなったと証言した。
犯人は魔法キャンセラーを奪った犯人だと断定し、その後包囲網を敷き、犯人は見事捕まった。
この事件を機に、魔法キャンセラーは事前登録をした者のみしか使用できない機能が備わった。
■専用道具
【魔法キャンセラー】拳銃型、小刀型、ネックレス型など、様々な形状のものがある。この武器に触れた魔法の消失、接触者の魔法の使用を不可状態にする。
事前登録をした者しか使用できない。
【魔法ライター】照らすと魔法痕が見え、魔法痕を燃やすこともできる。
【魔法臭チェイサー】この道具に魔法のにおいを吸わせると、その魔法の使用者をにおいから追跡する。ただ一定時間内に魔法が使用されていなければならず、それ以降では追跡できない。
【属性識別マーカー】白い筆で魔法痕をなぞると、属性色に光る。火属性なら赤色、水属性なら青色、電気属性なら黄色、などというように。複合属性であれば複数色に光り、未分類属性は白色に光る。
【魔法ブザー】一定範囲内で魔法を感知したらブザーが鳴る。
【魔法手袋】魔法を掴み、触れられる。
【足跡メーカー】インク瓶からインクが勝手に飛び散り、一定時間内の足跡を浮かび上がらせる。
〉p5、異世界探偵




