『異世界カスタマーセンター』
p36、異世界カスタマーセンター
■概要
異世界カスタマーセンターとは、様々な異世界についての情報を収集し、お客様の質問にお答えする職業。
異世界カスタマーセンターは大きく二つに大別され、一つは異世界カスタマーセンター。もう一つは異世界企業カスタマーセンター。
異世界カスタマーセンターは、様々な異世界の情報を収集し、提供している。様々な異世界の評価を集計し、危険度を評価している。渡航禁止や注意報を出したり、異世界旅行をする旅行者には名産物や観光地を紹介する。また異世界ごとにパンフレットを作成し、提供する。
異世界企業カスタマーセンターは、企業ごとに設置されたカスタマーセンター。企業が出した商品やサービスへの苦情や感想などを受け付け、集計する。
クレームなどは多くの企業で異世界電話によって受け付けている。電話受付を行うオペレーターは顧客が求めている情報を的確に提供する必要がある。
その他、不良品などの対応やサービスの不満の聞き出し、製品の見えない不具合の可視化、クレーマーの削除などを行う。
また、異世界で起こるあらゆるトラブルに対処している。誰かがつくった魔導具によるトラブルなども、原因を見つけ出す。
■業種別一覧
○オペレーター
異世界電話などで顧客対応を行う。顧客が求めている情報を的確に提供する能力が求められる。コミュニケーション能力と情報提供能力が重宝される。
○デリーター
悪質なクレーマーの削除を行う。業務内容はトップシークレット。
○デジタルマスター
異世界ネットワーク上に記録された情報を管理している。商品のトラブル事項や頻繁のクレームなどをまとめ、今後起こり得る問題を予測し、対策案を挙げる。
■専門道具
○異世界電話
ギガちゃんの作った異世界ネットワークを利用してつくられた電話。異世界ネットワークが繋がる場所で連絡が取れる。
○シークレットレター
特定の人物にしか届かない手紙。その人物の髪の毛や血などがあれば、その者のもとへ届けられる。
○変声マスク
このマスクをつけることで声が変わる。
○サポートモニター
顧客の言動に対し、最適な回答行動を提案するモニター。質問には適切な回答が、クレーマーには適切な対処法が示される。
○ボイスレコーダー
様々なタイプがあり、ボタン型や機械型、髪留め型やペンシル型などがある。
■異世界旅行満足度ランキング
様々な異世界の中で、旅行客から人気を得ている異世界をランキング付けしたもの。
・1位「夢と希望と愛の世界」
この世界は夢のようにふわふわとした世界で、どんな悪人でも優しい心しか抱かなくなる世界。辛いことや苦しいことがあった際、この世界に行けば心は洗われ、満たされる。
・2位「超魔法世界フェアリアル」
最も魔法が発展した世界。魔法を極めるために多くの者が旅する世界。魔法により様々な世界が生まれ、観光客用の世界もつくられており、旅行客から人気。
・3位「魔法楽園マーリリン」
魔法神マーリリンによってつくられた世界。コンセプトは全ての者が楽しめる世界。遊園地や闘技場、観光スポットや魔法体験施設などがある。毎年多くの観光客が訪れる大人気世界。
・4位「魔法賭博領域タブーテーブル」
魔力をチップに変えてギャンブルを行う世界。魔力を持たない者はチップを持つ者に、武器や道具など価値あるものを渡して交換できる。魔法を使用する場合はチップにより魔法指輪を購入することで使用できる。それ以外は違法となる。
・5位「暴食大陸」
美味しいものが山ほどある世界。ただ暴食の化け物も生息している。遭遇したら逃げるべき。
■クレーム一覧
【安全包丁を使ったが指が切れた】
→安全包丁は人の身体が切れない仕様となっている。龍人や狼男なども含まれる。だが使用者は魚人だったため、魚と認識されて指が切れた。
【蜂を死滅させるスプレーを使ったがより狂暴になって襲われた】
→使用者は蜂を操る能力者と戦闘中に使用した。使用者はあらかじめ蜂を死滅させるスプレーを用意していたが、相手によって蜂を強化するスプレーと入れ換えられていた。
【ロッカー蝶ネクタイを使ったら裸になった】
→ロッカー蝶ネクタイはあらかじめ登録した服装に一瞬で着替えることができる。もし何も登録していなければ裸に着替える。
【嘘をつかれたのに嘘つきのペンダントが効果を発揮しなかった】
→相手が嘘と認識していれば嘘つきのペンダントが発動する。相手が真実と誤認していれば、ペンダントは発動しない。
【復活の指輪をしていたのに蘇生しなかった】
→使用者は強大な敵に対し、二対一で戦っていた。片方は復活の指輪をしていたため、命懸けで敵の動きを止め、もう片方が敵を撃ち取った。だが復活の指輪は発動しなかった。
死亡時、所有者は毒の効果を受けていた。毒の効果は復活後も残留するため、毒により再び死亡した。
【独裁者の王冠を使っても相手が服従しない】
→独裁者の王冠は自分よりも魔力量の少ない相手を服従させる。使用者は魔力がゼロに等しいちっぽけな存在だったので、当然服従させることもできず、都市転覆は失敗してギルドに拘束された。
〉p37、ギルド




