『魔法賭博』
p17、魔法賭博
■概要
異世界魔法遊戯の種目の一つ。
第15回大会から、生と死の賭博界ギャンブリオンが参加したことで、新たに追加された種目。
当初は今大会に賭博という種目がふさわしいか懐疑的ではあったが、後に「快刀乱麻」という推理種目が追加されたことにより、その声は小さくなった。
この種目は魔法の使用が許可されたギャンブルである。
相手選手を殺傷するなどといった魔法は禁止であるものの、その他幅広い魔法の使用が許可されている。
透視、時間操作、物体入れ替えなど、あらゆる魔法がこれまで使用されてきた。
だが、どの魔法が必勝であるかは、未だ決まらず。
そもそも、この種目において、参加するギャンブルはランダムに決まる。その上、毎回新しいギャンブルが加わるため、事前に対策を打つことも難しい。
故に、多くのギャンブラーが苦戦する。
そして痛感する。結局は運を味方にできるか否か、だと。
■過去のギャンブル一覧
【魔法ポーカー】
魔法使用ありのポーカー。
ディーラーは大会委員会の者が務め、役の強さを複数人のプレイヤーで競い合う。
・特殊ルール
魔法未使用者が魔法使用者に勝利した場合、ベット額の2倍のチップを獲得できる。
・魔法戦略
基本的には透視などで相手のカードを覗くことが多いが、それでもディーラーが出すカード次第では逆転されることもあるため、引き際が難しい。
【魔法ブラックジャック】
魔法使用ありのブラックジャック。
ディーラーは大会委員会の者が務め、手札の合計地が21よりも大きくならないようにする。
魔法使用がありではあるが、運に影響されることも多い。
・特殊ルール
魔法使ってドボンした場合、2倍のチップを失う。
・魔法戦略
山札のカードと手札の大きい数字のカードを入れ替え、他者の自爆を狙う。
【魔法七並べ】
魔法使用ありの七並べ。
複数人で行うギャンブル。
・特殊ルール
特定の数字にトラップが仕掛けてある。例えば手札が増える「プラスカード」や手札が減る「マイナスカード」、その他自分のターンが飛ばされる「強制パス」や他人のカードが分かる「ルックユー」がある。
・魔法戦略
マイナスカードの数字が手札にあった場合、複製の魔法で増やし、次に自分のターンが回ってくるまで待つ。
【魔法スピード】
魔法使用ありのスピード。
一対一で行うギャンブル。
お互いにカードが配られ、場には2枚のカードが出される。その場のカードと隣り合う数字が出せ、1が場にある場合はKと2が出せる。
先に手札がなくなった方の勝利。
・特殊ルール
なし
・魔法戦略
主に自身の動体視力や敏捷性を向上させる魔法を使用する者が多い。
【魔法戦争】
魔法使用ありの戦争。
一対一で行うギャンブル。
トランプゲームの戦争、お互いにカードが配られ、一枚出してカードの強さを競う。強いカードを出した方が相手が出したカードを獲得できる。
1が一番強く、K、Q、Jと続き、2が最弱。
・特殊ルール
以下の全てのルールが採用されるわけではないが、これまでに採用されたルール。
1、自分の手札は最初の数秒しか見ることができず、それ以降は相手のカードを見て、どのカードを出すか決める。
2、全敗した場合のみ、勝敗が覆る。
・魔法戦略
透視でカードを覗くことがメジャー。
もしもルール1が採用された場合、物体入れ替えの魔法によって相手の弱い手札と自分の強い手札を即座に入れ換える。
【まるバツゲーム】
一対一で行うギャンブル。
先攻後攻を決め、先攻は後攻がカードに書いたのが、○か✕かを当てる。
【ラストカード】
一対一のギャンブル。
お互いにカードを三枚引き、その内二枚を場に出す。この二枚は勝敗に全く関係がなく、残り一枚のカードの強さが勝敗に関係する。
・特殊ルール
最初に配られたカードの内、最も強いカード以外で勝利すれば2倍のチップが貰える。
【ブラインドレートポーカー】
一対一のギャンブル。
お互いに賭け金は不明。
手札が五枚配られ、二度だけ、手札から指定枚数選んで交換できる。その後、役が強い方が勝利。
【三択ダイス】
三人で行うギャンブル。
それぞれの名前が二面ずつ書かれた六面ダイス。三人がそれぞれ振り、自分の名前を出した瞬間脱落。自分の名前を出さない限り延々と続く。
・魔法戦略
物体操作魔法により、自分以外のマスを引き当てる。ただ精密なコントロールが必要なため、集中力が必要。
【ボーダーライン】
ディーラーとプレイヤー数名のギャンブル。
ディーラーが二枚引き、プレイヤーもそれぞれ二枚配られる。手札がディーラーの合計値より低い者は脱落。
ディーラーの手札は片方だけがオープンされる。プレイヤーの手札の交換は、二回だけ可能。
【不確定じゃんけん】
ルールが事前に三つ用意され、その内の一つが採用される。
例えば、「負けが勝ち」「グーを出せば負け」「チョキ以外を出せば負け」など。
その上で行うじゃんけん。
【蜘蛛の糸】
運動神経が必要であり、複数人で行うギャンブル。
無数に吊るされた糸があり、その糸を登って最初に頂上についた者の勝利。ただその糸は2人以上が掴めば落ちるため、他のプレイヤーを出し抜きゴールする必要がある。
【脱落神経衰弱】
複数人で行うギャンブル。
魔法を使って良い神経衰弱。
ただし、同じ数字を揃えたら即脱落するギャンブル。
・特殊ルール
自分が引いてカードが不揃いだった場合、場にあるカード一枚を選んで好きな場所へ移動できる。その間、相手は移動を見ることができない。
・魔法戦略
相手が透視の魔法を持っていた場合、3と8のカードを重ね、好機を待つ。
【逆将棋】
先に自分の王将が王手を宣告されてしまう状況に陥ったら勝利。
【タブーワードしりとり】
お互いに相手の禁止ワードを提示し、先にその禁止ワードを言った方が負け。
試合が長引くほどルールが追加されていく。
・追加ルール
五文字以内
10秒以内に回答、など。
【裏百人一首】
百人一首のカードの内、30枚を並べ、10分後に裏向きにする。その後、読み上げられたカードを相手より早く取る。
【チキンレース】
崖に向かって二人で車で走り、相手より進んだ方が勝ち。
【スクエアパズル】
一対一で行うギャンブル。
3×3のマス目があり、それぞれ一枚ずつカードを引き、書かれた形状のマス目を埋めることができる。
例えば縦1マス横3マスのカードや縦横1マスのカードなど。
・特殊ルール
一度埋めたカードでも、その分取り除くことができる。ただし、そのカードを再度使うことはできない。
■賭博十三王
これまでの魔法賭博において、圧倒的勝率、もしくは最高のギャンブルを披露した十三人。
〈A〉神崎桜「得意賭博:ポーカー」
〈2〉シリー「得意賭博:神経衰弱」
〈3〉オルヴィア・サンタ「得意賭博:ロシアンルーレット」
〈4〉不詠非環「得意賭博:心理戦」
〈5〉敷島深世「得意戦法:洗脳」
〈6〉隻眼ノーペイン「得意戦法:魔法不使用」
〈7〉アンナ・シーザス「得意賭博:じゃんけん」
〈8〉ブラフラ「得意戦法:ブラフ」
〈9〉楪真凜「得意賭博:ダウト」
〈10〉キャサリン・リスクヘッジ「得意戦法:危機察知」
〈J〉命「得意賭博:命賭け」
〈Q〉バニークイーン「得意賭博:トランプ全般」
〈K〉皇帝「得意賭博:全部」
〉p18、天地開闢




