97.お疲れの後に
======== この物語はあくまでもフィクションです =========
============== 主な登場人物 ================
中津敬一警部・・・警視庁テロ対策室所属。副総監直轄。
中津[本庄]尚子・・・弁護士。中津と事実婚だったが正式に結婚した。(今回は出番無し?)
中津健二・・・中津興信所所長。中津警部の弟。実は、元巡査部長。
中津[西園寺]公子・・・中津健二の妻。愛川静音の国枝大学剣道部後輩。元は所員の1人だった為、調査に参加することもある。
泊哲夫所員・・・中津興信所所員。元警視庁巡査。元夏目リサーチ社員。
泊[根津]あき所員・・・中津興信所所員。元大田区少年課巡査。同僚の泊と結婚した。
高崎八郎所員・・・中津興信所所員。元世田谷区警邏課巡査。EITO東京本部の馬越と結婚した。
宮田元教授・・・奸計に填まり、幽閉されていたが、EITO大阪支部の活躍で脱出した。今は、(命の危険があるので)中津興信所近くにラボを開設、蟄居している。
本郷隼人・・・EITO開発部長。姉がEITO大阪支部にいる。
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==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==
午前10時。中津興信所。会議室兼所長室。
スクリーンに、中津警部が映っている。
「諸君、お疲れ!!!!!!!」
「何だよ、大きな声で。」
「済まん、つい。後方支援、ご苦労だった。泊が隠し撮りした、電気工事士な。やはり臭かった。工事士の資格持ってるから手際が良かったが、あの日、あそこで電気工事は無かった。で、夏目リサーチで身元が判明した。それと、『美術館』の時、カメラが多く発見されている。」
「多く?」「13箇所。」
「多いな。」
「EITOでは、ブルー・メデューサが設置した物と、今度の敵、何てったっけ・・・。」
「インタラプト・ゲーマーよ。よく覚えておいてね、皆も。」と、横から尚子が言った。
「詰まり、両方の幹がセットさせてたのか。そりゃまあ、研究熱心なこと。」と、健二は言った。
「警視庁の騎馬隊は何故待機を?」と、高崎が尋ねた。
「山並情報。闇サイトハンターだな。ギリギリセーフ!!たまたま練習してて、現場に直行したら、敵の馬が来た。」
「で、まだだけど、可能性として、電気工事士の立ち回り先に。」
「捜査協力ね。ウチも浮気調査に変えるかな?」
「まあ、そう言うな。芦屋グループから、ドリンク剤とビタミンサプリの差し入れがあるから、楽しみにな。あ、そうそう。池上病院の蛭田教授によると、やはりブルー・メデューサは、新種の毒薬の実験台にされていたようだ。念の為、解毒剤の作成に取りかかったらしい。」
「コロニーみたいに感染拡大したら大変だものなあ。」と、健二が言うと、「じゃな。」と、警部は、さっさと通信を切った。
台所の方で音がするので、皆でおそるおそる行くと、本郷隼人だった。
「「「「「えええええええええええ!!!!!!!」」」」」
本郷と宮田先生の前には、沢山の段ボールがあった。
「皆で分けてって。」
―完―




