表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/49

四話 いろんな企画もスタート!

 ハムケンのなんとなく100キロマラソンも番組開始と同時にスタートだ!おれは、中継先の30時間マラソンの担当アナウンサーに呼びかけた!

「藤田さん!ハムケンの様子はどうですか!?」

「はい!ハムケンさんは準備が出来ています!」

 藤田さんはすぐに答えてくれた!ハムケンにも話しを振る。

「ハムケン!100キロ走れますか!?」

「大丈夫なんよ!走れるけん!」

 ハムケンはやる気満々だ!まあ台本にそう書いているからかもしれないが……

「ユーキさん!ねここさん!なんとなくマラソンのスタートの合図のスタートピストルを鳴らす人達が来ているんですよ!」

 藤田さんのセリフにねここが答える。

「藤田さん!その人は誰ですか!」

「こちらの方々です!」

 ジャジャーンと音が鳴ると二人の宇宙怪人ハムスターが出て来た!

「ハムケンさんのお兄さんのハムノヨさんと弟さんのハムネンさんです!」

 ハムケンは三兄弟だ。しかしハムケンはコンビニにバイトしたりして働いているが、ハムノヨとハムネンは働いてない……

 二人はおれの友達でお金持ちの角ちゃんに飼ってもらっている。

「ハムケン!頑張るのよー!応援するのよー!」

「兄ちゃん頑張っるねん!途中にも駆けつけるねん!」

「二人ともわざわざ来てくれてありがとうなんよー」

 二人が来てくれた事にハムケンは感動している。しかしこれは余談だが二人にもちゃんとギャラが支払われるらしい……

 藤田さんは企画を進める。

「さあ!二人とも!スタートの合図をお願いします!」

「わかったのよ!」

「やるねん!」

 二人はスタートピストルを鳴らした!

「やるんよ!」

 ハムケンはそう言って走り出した!

「ついになんとなく100キロマラソンスタートしました!ユーキさん!ねここさんお返しします!」

 ハムケンのマラソンは無事スタートした!




 もう一つスタートしないといけない企画もある。おれは担当のアナウンサーと中継を繋ぐ。

「高藤さん!一休の様子はどうですか!」

「はーい!一休さんはお腹にカメラをつけて、特設スタジオで待機しています!」

「おれっちもやるちゃ!」

 おれはさらに高藤アナに聞く

「高藤さん!この企画のルールを教えてください!」

「はい!一休さんは、この特設スタジオだけでなく、ブジテレビ全部を舞台に30時間逃げ回っていただきます!逃げ切ったらギャラをさらに100万円追加します!」

 すごいルールだ!ねここが一休にも聞く。

「一休!正直やり切れる!?」

「ねここ!おれっちやってやるちゃ!やる気もあるし、体の調子もバッチリちゃ!」

 高藤アナがさらに進行する。

「一休さんにはまず3時間この特設スタジオで50人のハンターから逃げてもらいます!」

「え!?いきなり50人ちゃ!?しかもこのスタジオには、逃げ込めるような穴もないのにちゃ!?」

 特設スタジオには跳び箱や、机、椅子などがあるが安全地帯的なところはないようだ。

「さあ!一休のなんとなく逃げるちゃ!のスタートです!」

 高藤アナの言葉で企画がスタートした!いきなりハンター達が一気に入って来た!

「こんなの聞いてないちゃーーー!!!」

 一休は小さい普通のネズミの大きさになって逃げた!ちなみに宇宙怪人は小さくなっても、身につけている物もいっしょに小さくなるためカメラは大丈夫だ!

「高藤さん!何かあったら教えください!」

「ありがとうございました!」

 おれとねここは中継を打ち切った。





 こっちのメインのスタジオでも企画をスタートしなければならない。

「さあ、宇宙怪人ハムスター達と全国のご当地キャラクターが戦う『なんとなくキャラクター大相撲』のスタートです!」

 キャラクター大相撲は、その名の通り大相撲のルールで戦う企画だ!

「この企画では、宇宙怪人ハムスターの四人が出ます!」

 ねここの言葉にハムスター達はやる気を見せる!

「優勝するっす!」

「ボクシングで俺は鍛えたぞ!絶対勝つぞ!」

「僕も腕っぷしには自信あるんじゃ!」

「私もやるッチ!」

 おれとねここはさらに進行する。

「ご当地キャラクターの登場です!」

「まずは青森のりんご長芋マンです!」

 りんご長芋マンは頭がりんご体は長芋ぽいタイツを着ているキャラクターだ!しかし……

「りんご長芋マンほとんど人間ッチ!これは卑怯ッチ!」

 りんご長芋マンはかなり動けそうだ。これは強力なライバルだな……ねここはさらに進行する。

「次は埼玉のいちごネギマンです!」

 りんごネギマンは体がいちごで両手にネギを持っているキャラクターだ!

「こいつ武器を持っているぞ!ユーキ!武器を持っていてもいいんかぞ!?」

「こういうキャラだからOKです!」

「マジかぞ……」

「さあ!次々読んでいきますよ!さあさあみんな出て来てください!」

 ねここの言葉にキャラクター達が出て来た!さすがに全国の四十七都道府県のキャラクターに出てもらうのは無理なので今回は八人のキャラクターに出てもらう事になった。

「『なんとなくキャラクター大相撲』スタートです!」

 ちゃんとハムスター達が勝ってくれたらいいけど……やらせはないのでガチで戦うので一体どうなる事やら……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ