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三十六話 なんとなくプールで元力士軍団と対決!その2

 なんとなくプールで元力士軍団と対決!も始まったばかりだ次の対決は副将戦だ!

「次はハムタクだわ!ハムタク!どう戦うの?」

「ねここ!僕はこのビーチサンダルが当たったんじゃが、これでどう戦えばいいんじゃ?」

「そうね……叩いたり投げたりしたらいいんじゃないかしら?」

 それを聞いてハムタクはハッとした!

「そうじゃ!そうしたらいいんじゃ!」

 ハムタクの戦い方が判明したところで、おれは元力士軍団の副将にインタビューする。

「ハム海さん!どう戦いますか?」

「わしは当てたこのピコピコハンマーを上手く使いたいぜ!ハムタクの野郎をボコボコにしてやるぜ!」

 元力士軍団は口が悪いな……さっさとスタートさせようっと!

「はい!対決スタートです!」

 対決が始まった!お互いに武器を投げずに片手を使って丸太を跨いだまま進んで行く!そしてある程度近づいたところでハム海が仕掛ける!

「おら!ハムタク野郎!落ちろよ!」

 ハム海はピコピコハンマーをハムタクの体の横に当てて落とそうとする!しかしハムタクもビーチサンダルで反撃する!

「そっちが落ちるんじゃ!宇宙怪人ハムスターみたいな名前、名乗りやがってじゃ!」

 四股名は元力士軍団が自分でつけたわけではないが……勝負の様子はというとお互いに叩きまくっているもどっちも落ちない!

「こんな物要らないぜ!」

「そうじゃ!」

 二人は持っていた武器を投げ捨てた!手をつかみ合い揉み合いになっている!どうなる!?

「なかなかやるな!ハムタク野郎……いやハムタク!」

「そっちもじゃ!ハム海!」

 今回も友情が生まれそうだ!ここでハムタクは少し力を抜いた!するとハム海のバランスが崩れた!

「今じゃ!」

「うおーー!!」

 ハムタクはそのチャンスを見逃さずハム海をプールに落とした!

「勝者ハムタクーーー!!!」

 おれは勝者を讃えた!しかし今回武器はあんまり役に立たなかったな……





「最後はコタローが対決するわ!コタロー!どうするの?」

「そうっすね……この水鉄砲どのくらいの威力なんっすかね……それによって戦法が変わってくるっすね。」

「この対決で勝ったら宇宙怪人ハムスターチームの勝利よ!頑張ってね!」

「ああ!そうだったっすね!勝ってやるっす!」

 コタローは勝つ気満々だ!いつも通り元力士軍団にもおれがインタビューする。

「ハム郎さん!どう戦いますか?」

「わしはビート板が当たってしまったぜ!これでどう戦ったらいいんだ!?でも仕事はこなすよ!覚悟しとけよハムスター野郎!」

「こいつの声聞いた事があるっす!えっと確か……そうっす!こいつサーモンシャモマンの中の人っすよ!コイツとやり合うの怖いっすよ!」

 ハム郎の声を聞いたコタローは嫌な思い出を思い出してしまったようだ……しかしテレビ的には……

「コタロー!そんなわけないわ!違う人よ!」

 否定するしかない。

「ねここは声を聞いてないからわからないんっすよ!戦いたくないっす!ユーキは声を聞いていたっすよね!?どう思うっすか?」

「うーん……いや違うと思うよ……」

 おれは心の中では同じ人かもしれないと思っているが番組を成り立たせるためにはこう答えるしかない……すまん!コタロー!

「なんでおいらの話に同意してくれないっすか……」

コタローは戦う前から機嫌が悪くなった……

「コタロー!ちゃんと戦ってよ!頼むからさ!」

「仕事っすから、一応やるっすよ!」

 コタローが戦う気になったところで!

「はい!対決スタートです!」

 おれは強引にスタートさせた!コタローはすぐに水鉄砲でハム郎の頭を狙う!しかしハム郎はビート板でそれをガードした!

「ビート板なんて卑怯っすよ!」

「これは使えるな!ハムスター野郎!覚悟しろよ!」

ハム郎は少しずつ丸太の上を進んで行く!

「イヤっす!来るなっす!」

 コタローは水鉄砲を打ちまくるもまたビート板でガードされる!

「このままじゃダメっすね……そうっす!ねここが前にやっていたようにすればいいっす!」

 コタローは狙いを丸太の上に跨っているハム郎の丸太に接触しているところに狙いを変えた!

「そこはズルいぞ!ハムスター野郎!」

 ハム郎はビート板でガードしようとするも上手くいかない!

「クソ!なんとか近づかないと!ってうわー!!!」

 ハム郎は焦って近づこうして滑って丸太から落ちた!水鉄砲で丸太が濡れていたのも理由の一つだろう。

「勝者コタロー!これで宇宙怪人ハムスター軍団の勝利!」

「やったっす!みんな!」

 ハムスター達はみんなで喜んだ!会場も盛り上がる!しかしおれには伝えないといけない事がある!

「みんな勝って喜んでいるけど、あと二つ対決企画があるからね!」

「忘れていたぞ……」

「マジかじゃ……」

「まだやらせる気かッチ!」

「もうコイツらと戦うのはイヤっす……」

 ハムスター達は悲鳴を上げた。疲れていると思うが頑張ってもらわないと!


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