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三十四話 なんとなく全員で水上アスレチックに挑めその3

 なんとなく全員で水上アスレチック挑めも終盤だ!

 ハムタクとコタローは一発でクリアした!次は……

「私が行くッチ!私も続くッチ!」

 次はハムッチだ!さっそくスタートする!

「ほいッチ!それッチ!」

 ハムッチは順調に飛び越えているように見えたが……

「はいッチ!うあーーーッチ!!!」

 ハムッチは序盤のところで落ちてしまった……

「クソーー!!ッチ!!まだまだッチ!」

 すぐに近くの浮島によじ登り再スタートする!そしてねここの妨害するところまで来た!

「ハムッチ!最初からにしてやるわ!」

「ねここ!負けないッチ!あばばば!」

 ねここはハムッチの顔面を狙っている!そういう状況の中、ハムッチは次の浮島に飛ぼうとする!

「あばば……とぉぶぅッチ……うわーーッチ!!」

 顔面に水を当てられ上手くしゃべれないまま飛んだがハムッチは落ちてしまった!これは……

「ハムッチ!最初からやり直しだよ!速く戻って!」

「ユーキ!次はユーキのところまで行ってやるッチ!」

 ハムッチの気合いはなくなっていないようだ!急いでスタート地点に戻ってハムッチはスタートした!

「少し慎重に行くッチ!はいッチ!ほいッチ!」

 ハムッチは慣れてきたのか、上手く乗り越えて行く!そして……

「ハムッチ!またここまで来たわね!覚悟しなさい!」

「ねここには負けないッチ!」

 ねここは今度は足元を狙う!しかしハムッチはそれを気にせずどんどん進んで行く!

「ハムッチは顔を狙った方が良さそうね!狙いを変えるわ!」

「ねここにバレちゃったッチか!チクショー楽だったのにッチ!あばばば!」

 ハムッチは顔を狙われるのが苦手なようだ!それでもハムッチは飛び移って行くそしてねここの妨害エリアを抜けておれが妨害する最後三つの浮島まで来た!

「ハムッチ!落としてやるよ!」

「ユーキ!負けないッチ!」

 おれはまず一球放つもちろんハムッチの苦手な顔面狙いだ!しかし当たらない!

「ハムッチ!ボールを準備するには少し時間がいるんじゃ!速くゴールするんじゃ!」

「ッチ!そうッチね!ハムタク!」

 このままゴールされるわけにはいけない!ハムッチはもう最後の浮島まで来た!おれはよく狙ってボールを放つ!

「あば!うわーッチ!!!」

 ボールはゴールへ飛ぼうとしていたハムッチの顔に当たった!ハムッチはプールへ落ちるもすぐにゴール地点によじ登った!

「ユーキ!私!一回しか落ちてないッチ!ゴールッチよね!?」

「そうだよ!ハムッチ!ゴールだよ!」

 ハムッチのゴールで会場は盛り上がる!おれも仕事したしテレビ的にも良かったんじゃないか!?





 最後に残っているのはコイツだ!

「よしぞ!俺もやったるぞ!」

 ハムニブがトリだ!おれにはスタートする前に言っておく事がある!

「ハムニブ!これがこの企画の最後だからね!盛り上げてね!」

「わかったぞ!」

 ハムニブはそう言うとさっそくスタートする!

「ほいぞ!はいはいぞ!」

 ハムニブは順調に飛び越えて行く!早くもねここが妨害する地点まで来た!

「ハムニブはこっちの方が苦手よね!」

 ねここはハムニブの足元を狙う!

「ねここ!顔にしてくれぞ!」

「そうはいかないわよ!」

 ねここは徹底的に足元を狙い続ける!ハムニブはしばらく耐えてながら飛んでいた!しかし……

「うわーーー!!ぞ!!」

 ねここの妨害する地点を抜ける間近のところで滑って転びプールに落ちてしまった!

「まだまだぞ!」

 ハムニブはすぐにスタートする!その後は特に見せ場もなくおれが妨害する地点までたどり着いた!

「ハムニブ!もう一回やらせるよ!」

「ユーキ!お手柔らかに頼むぞ!」

 ハムニブは飛ばずにおれがボールを放つのを待っている!おれは一球放った!どうなる!?

「うおーーぞ!!またキャッチしてやったぞ」

 ハムニブによるまたのボールキャッチに会場は盛り上がる!おれがボールを準備してる間にハムニブは浮島を一つ飛び越える!

「ユーキ!次もキャッチするぞ!」

「なに!?キャッチなんてさせないよ!」

 おれはハムニブの足元を狙う!ハムニブはジャンプして避けた!またおれが準備している間に飛び移る!あと一回飛べばゴールだ!

「ユーキ!卑怯だぞ!キャッチ出来るところを狙えぞ!」

「こっちもこれが仕事なんだよ!」

 足元でもダメみたいなので、おれは顔面を狙う!

「来たぞ!ぐわーーー!!!」

 ボールはハムニブの顔面を直撃した!しかしハムニブは落ちていないし倒れてもいない!おれは次の球を準備するも……ハムニブはその隙にゴールした!

「一回でゴールしてやったぞ!」

 会場は盛り上がった!





「そういえばこの企画にはなにかご褒美ないっすか?」

 コタローの疑問にはねここが答える。

「今回のご褒美は宇宙怪人ハムスターのみんなが描かれたシールよ!みんな喜ぶわよね!?」

「そんな物要らないッチ!」

「自分が描かれたシールもらってもなぞ……」

「食べ物にしろっす!」

「そうじゃ!さっきのようにアイスでも出してくれじゃ!」

 ハムスター達は嬉しくないようだ……温かい物でも準備してもらえば良かったかな……

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