表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/49

二十三話 なんとなく商店街歩き!その2

 おれ達はイタリアンを出た!しかしハムスター達はあんなにガツガツ食べていたのに、体は汚れていない汚れていない理由を聞くと……

「宇宙怪人ハムスターの毛は万能っす。食べ物も弾くっす。」

 そ、そうなのか!そういえば……

「このハムスター銀座に宇宙怪人ハムスターの毛で作った枕を売っている店あったよね!行ってみない?」

 以前ハムスター達の毛が使えそうだとアドバイスされた時に相談をした店だ!以前は五人も毛を売っていたが今はやめている。

「いいぞ!久しぶりに行くぞ!」

「商売を今も出来てんのかな?行くんよー!」

 おれの提案をみんな聞いてくれた!さっそく行く事にする!

「ここだ!アポ取って来るよ!」

 おれ達は寝具屋さんに着いた!

「ここの店!宇宙怪人ハムスターの毛の寝具専門店になっているんじゃ!名前も『ハムスター寝具』になっているんじゃ!」

 ハムタクの言葉にみんなビックリした!宇宙怪人ハムスターの毛を取り扱う前は違う名前だったと思うが……

「とにかく!アポ取れたよ!話を聞いてみよう!」

 おれ達は全員で店に入る。確かに店には宇宙怪人ハムスターの毛の寝具しかない!

「店長さん!お店はどうしてこうなったん?」

「それが、ハムスターのみなさんの毛を使った商品はすごく売れるんです!もうこれ一本でいこうかと思いまして!」

 ハムケンの疑問に店長は真っ直ぐ答えた!ハムニブは別の疑問があるようだ。

「店長!もしかして俺達五人やハムネン、ハムノヨ以外の宇宙怪人ハムスターとも取引しているんかぞ!?」

「そうなんです!いろんなハムスターのみなさんが協力してくれます!」

 ハムニブの疑問にも真っ直ぐ答えてくれた!

「ハムニブ!宇宙怪人ハムスターってそんなにいっぱい日本にいるの!?」

「そうみたいだぞ……俺もあまり詳しくはしらないがぞ……ハムケンの方が詳しいと思うぞ!」

 ハムケンに聞いてみる。

「ワシの取引先にも居るよ!50人くらい知っているんよ!」

「ま、マジで……」

 そんなに居るのか……このままだと日本が危ないのではないか?それも聞いてみる。

「ユーキ!大丈夫よ!人間の敵ではないけん!」

 そうなら良いけど……

「まあまあ!みなさん!うちの寝具買いませんか?枕が三十万円からです!布団は百万円から買えますよ!」

 やばい値段だ!

「三十万と百万ッチか!?」

「僕達そんなお金ないんじゃ……」

 おれ達は何も買えずに店を出た……そんな値段で売れるのかよ!そりゃ専門店になるよ!




「そういえば、ハムケン!このハムスター銀座に店出したっすよね?」

「そうなんよ!うちの店来る?」

 ハムケンそんな事をしていたのか!?以前にはコンビニをやって潰れた事もあったが、またお店しているのか?おれ達はみんなで行く事にした。

「ここなんよー!」

 お店の名前はハムケン商店だ!しかし入りづらい雰囲気の店だ。なんか魔導書を売ってそうな感じだ。とにかく入ってみる。

「いらっしゃいませー!あら!店長!」

 店の中には宇宙怪人ハムスターの店員さんが居た!

「始めまして!私ハムアコといいます!みなさんの事は店長から聞いています!」

 ハムアコは宇宙怪人ハムスターの中でも目がぱっちりしている。首には真珠のネックレスをかけている。見るからに仕事が出来そうだ。おれ達はそれぞれ自己紹介をした。

「ハムアコ!このお店は何を売ってるの?」

「ハムスター星の商品を取り扱っています!地球のお客さんにも好評です!」

 やっぱりそうか……一つ心配な事がある。

「ハムケン!ちゃんと合法な物を売ってるんだよね!?」

「まだ、合法よー!」

 まだってなんだよ……

「ハムビタンZはいくらで売ってるの?」

「始めてのお客さんには7000円やね。常連さんにはもうちょっと安く売るんよ!まあユーキには3000円で売るよー!!」

 前は5000円くらいで売ってるって言ってなかったかな?おれに売ってくれる値段はだんだんと上がっていったが、それでも2000円くらいだったような……

「高い!それでも売れるの?」

「飛ぶように売れるんよ!」

 そんなこんな話しているとお客さんがやって来た!

「今日はお客さんいっぱいだな!ハムアコさん!ハムビタンZ売れるだけくれ!」

「今は1ダースお売り出来ます!お兄さん常連さんだから安くしますよ!72000円です!」

それでも一本6000円かよ!?しかしお客さんはすぐにお金を払って買って行った!

「ね!売れるけんね!」

「そんな勝ち誇ったように言われても……ハムケン!ホントに人間がいっぱい飲んで大丈夫なの?」

 ハムビタンZの効果はやばい!宇宙怪人にも効きすぎるのに、地球の人間にはもっと効くと思うが……

「コンビニの時に実験したけん大丈夫よ!たぶん!」

 コンビニの時は実験していたのかよ!飲んだ人が無事なら良いけど……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ