特訓
現在
「本当に覚えてないの?」
「いや~、覚えてないんだよね~」
私たちが何をやってるかって?それは勉強です。勉強といっても勉強の域を超えているんだけどね。今、私がわかんなかったのはなんと『分数の掛け算、割り算』さすがにやばいよね。だって、これ小学校6年の内容なんだよ。これがわかんなかったら中学の内容なんてわかるわけがない。4
「仕方がないから、作戦はこうね」
香菜が真剣な顔で言う。私はつばを飲み込む。少したってから、香菜が口を開く。
「基礎大作戦」
え?思ったよりなんかしょぼかった。
「輝月は、基礎が全くわかってないから、小学1年生からやり直すよ。去年(高校1年生)までは私と互角だったのに。記憶喪失でもなったんじゃない?」
どうやって言い訳しよう。さすがに普通に忘れていたら呆れられると思うし、記憶喪失だ、っていったら香菜のことだから滅茶苦茶心配すると思うし。その中から私が導き出した答えは一つ。
「香菜、覚悟して聞いてね」「うん。」
さっき香菜がやったみたいに少し時間を置く。それっぽい真剣な顔でつぶやく。
「実は記憶喪失になったんだよね、、、、、」
「え~~~~~~?????」香菜はまだ理解できていない気がする。私自身も理解していない。だって真っ赤な嘘なんだから。
「まあ、だから大変ってわけだ。でも、赤点を2教科以上取ったら退学候補、3教科以上取ったら退学だから、後2日で完璧にするしかない」
急に切り替わったな~。香菜のON OFFの切り替えは早いからかもね。
「う、うん」さすが香菜。香菜だけは裏切らないでほしい。昔も今もこれからも。
「それでは、盛大な2日漬けに乾杯」
香菜が用意していたグラスを持ち上げて、私がグラスを持ち上げるのを待っている。香菜の勢いに負けて私は仕方がなしにグラスを持つ。
「せーの!『かんぱ~い」」
私たちはグラス同士をぶつけて乾杯をする。この2日漬け、完敗しなければいいんだけど。
そして、私たちの盛大な二日漬けが始まった。
「はー、はー」疲れた~~~。今一日目が終わったところなんだよね。最後に、最初やっていたテストをやってみた。その結果は、なんと
『トータル312点アップ』ちなみに
ちなみに最初は0点で、満点は500点。まだまだ、満点には遠いけど、一日でこれってなかなかいいんじゃない?相当ハードだったけど、わかりやすかった。
今日は香菜の家に泊まるんだよね。頑張ったご褒美ってことで香菜と女子会をするんだよね。何年ぶりもの香菜との女子会。そして、女子会を満喫のであった。
2日目
今回は、基礎は固まったってことで次は応用問題を重点的にやっていきます。朝7時に起きて、ほぼすぐに勉強開始。
応用問題は、基礎と基礎をつなげあって解いていかないといけないから、1日目よりも断然大変。そのせいか、香菜が1日目よりも長く多く休憩を取ってくれた。
結局私たちは午後8時までやり、香菜がどこからか知らないけど取り寄せた過去問をやってみると、、、、
『国語 81点 数学62点 理科76点 社会70点 英語100点』とゆう結果になった。
数学は正味捨てていたから、62点とれていていいほう。で、なんで私が英語100点かって?それは、、、、、大学の時に留学にいってたんだよ~。そのおかげで満点。あの時に行っててよかったな~と思う。
私たち2人は、明日に備えるのであった。退学にならなければいいのだけれども。
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