幻の部屋
ここは?私がこの学校にいる中では見たことがない。私の知らない場所。
「ねぇ、香菜。ここはどこなの」
香菜はひたすら緩やかな斜面状を進んでいくので、追いかけながら問う。本当にどこなのだろう。ここから見える風景としては、長く続く道とそれを取り囲む木々。その道の奥行きはわからないほどに遠い。
「ここは、もともと学校があった位置。それが火事によって全焼して、そのあとにあそこに建てたの。」
火事と聞き私は恐れる。ここがもしかしたら誰かの最後になった場所かもしれないのだから。そう心配してるのを察したのだろうか?
「大丈夫。幸い全員無事だったみたい。」
「よ、よかった~。でも、なんで旧校舎のところに木々が生えているの?」
私は勘の鋭い問いをしてしまったみたい。香菜が一息つく。実は、、、
『暁高校の火事は計画されていたものだったの』
え~~~。火事が計画されているなんてことがあるの?豪邸とかならまだしも、学校なんて範囲が広すぎない。そして、香菜は火事で学校が全焼した時の話を語りだす。
シミュレーションなど
19××年。暁高校の火事当日。旧暁高校にはある秘密があった。それは、『旧消滅病の研究』をしていたのである。旧暁高校は、設計とは裏腹にある地下室が作られていた。そこが研究室である。その研究は順風満帆に進んでいたのだが、ある日A先生に気付かれてしまう。それを密告されるのを恐れた研究者は、ついに旧暁高校を燃やす決断をする。
ある日突然起こった火事であったのに、どうして死者が出なかったのか。建前は、避難訓練中だったから、っとゆう理由だ。しかし、本当は研究者が死者を出さないために、その日にあえて無理やり嘘の避難訓練を行わしたのである。
このことは、先生も知らされていなかったため混乱が生じていたが、なぜ落ち着いて非難することができたのか。それは犯人(研究者)が巧妙なアナウンスをしたからだ。
これは、先生たちの訓練でもあると。先生達も本番に近づけるため、とゆう理由を付け加えることでより信ぴょう性を加えた。
犯人は相当頭がよかったのだろう。また、なぜ旧暁高校を燃やす必要があったのか。ここからは香菜の創造でしかないけど、犯人は旧消滅病の手がかりを掴んでいたのではないだろうか。現代でもわかっていない旧消滅病のなぞ。だが、もう実はとっくの昔にわかっていたことかもしれない。
なんで香菜がこのような情報を知っているかというと、香菜のお父さんは探偵だったからだそうだ。避難訓練が始まって、そのあとに本当の火事になるのはおかしい。なぜならば、出火する原因がないからだ。避難訓練をしているときは、誰も旧暁高校の中にいなかったはずだからだ。
ある一人を除いて。
だから、誰かが意図して火事を起こした可能性があるとゆうことから、香菜のお父さんにこの件が依頼されたそうだ。結局出火元は体育館のステージのなかの下だったそうだ。そのことは、学校の設計図にも書いて無く、いわゆる幻の部屋だったのだ。
その部屋があったとされる場所にはなんの手がかりもなかった。憶測として犯人はそこで使ったものを全て持って逃げたからなのではないかと言われている。そして、あるうわさが流れている。
『まだ犯人は現暁高校で実験をしているとゆう噂だ』




