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下−109  北多摩で興行を行っている魔国プロレス一行、他


畑はとりあえず菜のナタネのやつを撒く。簡単だし、花も葉っぱ食えるし、種採ってもいいし、、。

花畑はきれいだからなごむだろうし、、

なので一種類にして一面の菜の花畑にしよーと思う。

撒いた種を鳥が種食わないように、薄く半月ほどバリアを張ったままにしておく。


午前中にお仕事終わってしまった、早起きしなけりゃよかった、、


むう、、、、もっと開梱しようかな、、箱開けてどーする、、開墾だろーが

で、街道沿いに同程度(5反ほど)をまた魔法で開墾。

伐採した木は木材にして端に積みあげ、下草や小枝や葉っぱは最初に積んだところに一緒にまとめて積み上げ、あとで馬糞とまぜてもらって肥料にしてみよう、、


あ、ここ、土返し終わったら、奥にでっかく開墾し、牧草はやして牧場にしてみようかな?


とりあえず新しい畑を終わらせるために、魔法で表面の土をひっくり返す。全部終わったら、

昼食取るために、一度銭湯に行く。


銭湯出てしょくどう、、ではなく蕎麦屋かな今日は。



蕎麦屋

「ちーっす、、今日ヤマメ甘露煮あるぅ?」

「ありますよー」

「んじゃヤマメそばと冷酒ちょうだい!」

「はーい!」


壁をみると、、

あ、きのこあるじゃん、、

「きのことイカタコの和物もくださーい!」

「はーい!」


あ、放映している、、

ここにも小さい魔導ビジョンがあるのだ。

・・・・・・

A子と魔王のプロレス、、まだやってる、、、

いや、、再放送ではない、、何回目だ?

画面下の隅に第56回、、、、

毎週???


なんか魔王側、集団になって、、おう、、A子側も、、、

様になってきてるし、、、


そば食いながら和物つつきながら酒飲んでると、いつの間にか店のテーブルは埋まっていた。

皆ビジョンに見入って、、そこだ!とか、あああ、、とか言っているし、、

客の半分は魔人(宿の従業員)だけど、もう半分はひと。冒険者、、今日おやすみ?


週イチでおやすみしてこれ見てるのかな?このために週一でおやすみ、、まぁ、、いいことです?


まぁ、、オレのことも、従業員達のことも知れ渡ってるし、、魔国が同盟中央になってるんで、、ここも開放してもいいかもね、、

建売作ってみるかなぁ?

その前に、それを皆と話してよう。


肴と酒が終わったので「ごっさーん、またくる」と店を出て畑に向かう。

鍬は畑に置いてある。




新しい畑の土を全てほぐし終わったら、いい時間になった。もうすぐ夕方になるかな、程度。

なので少し早めだが、混む前に銭湯行けるわ、、、

なんだかこんな感じ、毎日だといいかなー、とか思う。まぁたまにだからそんな気軽に思っちゃうのかもしれんが、、

でもジャングルに引き込もてった時も畑やってたしなぁ、、


ただ、イサムは、おもしろいもの、へんなもの、を育てようとする癖がある。それがなければいいんだけれども、、



リング周囲

今日は魔国の北の地方、北多魔で興行を行っている魔国プロレス一行。

魔都から北方約3千キロ。かなり寒い。あのイサムが作ったスキー場より北緯が高い。

なので、知らずについてきたスタッフの少くない数がいきなり冬眠に入ってしまった。

が、

ここの魔人達はそういう南から来た者達への対処は慣れている。


魔王やA子達レスラーは体が温まっている。転移で来てから体育館でスクワットを延々とやり続けていたのだ。

こういう場合、画になるのはスクワットだ!誰がなんと言おうとも!!

当然その様子もビジョンスタッフが撮っている。


リング設置場所は北多魔広場。人間の街で言う所の領都中央広場だ。

とうぜん吹きっ晒しである。ここらの大気中のマソを、魔王が魔法で散らした。なので降雪中である。で、ちょうどよく風も強くなってきた。つまりヤラセの降雪。


「きましたきました!!いい画になるよおおおお!!」P

こういうの(奴)がダメにするんだよな、、なんでもかんでもをw


「赤コーナー、仮面のレスラー、B子おおおおお!!」

仮面ではなく、単なる綿のマスクである。寒いんで付けたんだろーな、、本名言っちゃってるし、、。

「黒コーナー!、魔王軍団使いっパ、ぱしりのザムザぁあああ!!」

・・・・

「ごめん、え、わたし、きいていない!、だめ、虫、あーゆーの、ダメ!!」B子

相手のムカデのでっかいのを見て口からというか、マスクのはしから泡吹き始めている、、

「レフリー!選手交代!!B子が生理的に相手を受け付けませんっつ!!!」C子

・・・・・

レフリー、おーまいごっとのポーズ、

相手選手、、半分折れている、、「生理的に、受け付けねー、、って、、、なんだよ、、、」


C子がリングに上がる。

B子、担架で裏に運ばれる。


ふっふっふ、、私はあーゆーのも素材で活用してるのよ、、あっはっはっはっは!!あーっはっはっはっは!!!

高笑いするC子を不気味に見つめる面々、、、

トカゲ以外はだいじょぶなんだな?


「こわいんだが、、、」ザムザ


カーン!!!ゴングは非情である!!


いきなり顔面にドロップキックをもろに受けるザムザ!もろ!!すんげーもろはいったっつ!!!

顔面中央が、きっちりくっきり小さい両足のかたちに凹んでいる、30cmほどの深さで、、

頭がでかいからね!半分ほどだ!♪


口から泡吹いている体長5mほどのザムザの尻尾部分をC子はがっしり抱え、ぶんまわ、、、、、、、、、す、、、時間かかるよね、体格差で、、、

ぶーーーんぶーーーーんぶーーーーーーーーーーん、ぽい!

ひゅーーーーーーーーーーーんずんぼっつ!!!

遠く離れた雪山の中腹に穴が空いた。奥深くに入ってしまったようだ。


わーんん、つーーーうううーーーー!すううううりぃいいいっつ!!ふおー・・・・てん!

澗澗澗澗澗!!

「1分30秒!!!(そのうちカウントに1分ほどw)、いっぷんざんじゅうびょうでっつ!!赤のC子選手!!ザムザをあっというまに下しましたっつ!!!つよいっつ!!つか、、ザムザ、凍死してないでしょうか?!!!」


ま、こんなもんね、、あ、、そざい、、(C子)


違うと思います、魔人なので素材にしないでください。



何やってんだか、、、



その頃

タカシは手下共とお食事。寮の食堂で。

勿論その食事にはいろいろ入っている様子。タカシは取れるもんはよこにはじいてる。

「あ、せんせー好き嫌いしてるー、大きくなれないんだー」ちみっこ

「いや、もうコレ以上伸びなくていいから、、ベッドが狭くなるし、、服も何でも着れなくなるし、、」


確かにLサイズ程度がお手頃体型だ!

欲を言えば170弱のL、これ最強!!!

ちなみにタカシは70k超えちゃってる。

イサムは160−53なのでベストである!!少し細いんでMでもOK!更にお得だ!!

メフィは身長178の68なんで、だめだめだね!!見た目細さはイサムと変わらんのだけど、ざんねんっつ!!!長さがLじゃ足りないのだっ!!


でもタカシメンバーたちはちっこい系皆160cm代前半。

なので少し低いのを気にしている者もいないことはない、5人中4にんくらいしかいない。いや、新メンバーはいったので6人中5人だけだ、気にしているのは。ちみっ子は140−40くらいだ!まだまだ伸びるぞ!きっと!多分!もしかしたらっ!


なので、皆飯は食う食う!!食えばでっかくなると思っているように!まぁ食わないより万倍マシだが、、暖かい部屋で早寝早起きが一番なんだけどね。

つーか、魔法使いになるんだから気にするなよ、、180以上でマッチョな魔法使い目指すとか言うなよ?


ちなみにちみっ子の夢は、フィジカルで世界最強の魔法使い、だそうな。かっこいいな! ぷw


タカシがはじいているのは、メフィが持ってきた「体力増強効果」のあるなんか。ドドメ色でおかずに入っていると目立ちにくいが、タカシの目はごまかせないww

はじいたものを、ちみっ子が「もったいない」と、、A治の皿に入れる。A治、少し嫌な顔するけど、まぁ口つけたものでもないし、とそのまま食う。


そーやって、最近、二人前の効果を得る機会を何度も得ている5人達。

ちみっこ、自分で食べれば夢に近づいたのにねー


でも、メシ食ってからが本番とばかりに、7人は街に繰り出し、食い漁る。

なんか魔力がすんげー増えてからというもの、空腹感が半端ないのだ。

安定するまでそんなもんだろう。


特に甘いものが食べたく成る様子で、ケーキ屋しらみつぶし。


売れりゃーいいって店もあるけど、そういうのはうまくないんで、美味い店に先に行く。

そういう店は、皆においしいものを食べてもらいたいって作って売ってるんで、、7人の子どもたちに全食いされても、、、

でも容赦しない7人。なくなるまで食い尽くす。タカシにはよゆうのよっちゃんで金はあるし、、


それを晩メシ後数軒行い、やっと皆ひとここちつくのだ。


もちろんみちっ子はまだそこまで到達していないんで、3件目以降はミルクティ飲んで食ってる皆を見て胸焼けしてるだけだ。

頑張れちみっ子!モザイクを30匹ばかり踊り食いすればいいだけだ!!メフィにお願いしろ!!


そんなこんなで今日も皆の一日が流れていく。



ギルマス

「ねぇ、今日いかないの?いっちゃう?おもしれー店あるんだよ?」

とサブにしつこく絡んでいる。

「ギルマスが仕事手伝ってくれれば早く終わるんで、そしたらいいすよ」ザブ

ギルマスがとぼとぼ去っていく。

到底できない書類仕事、、


なんか、イサムさん達とツルみ始めてからどんどんポンコツになってってるよなぁ、、

と心配げなサブ。

言われてみれば確かに最初は優秀な渋い中年入ったばかりのかっこいい男性風だったんだよな、、、

かわいそうに、、、


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